毎週月曜日はボランティアで
Tafelというキリスト教系の慈善団体にお手伝いに行っております。
スーパーから食品ロスを出さないように、
週末に売れ残った食品や、期限が切れそうな食材をお配りするのが私の役目。
そこには、色々な国の方が食料を求めにいらっしゃいます。
シリア、イラン、イラク、クルド系トルコをはじめとしてカメルーン等のアフリカの方々、
そして旧ソ連、もちろんウクライナの方も。
ドイツ語や英語ができない方も多いので、そこは身振り手振りで。
そうしている内、
色々な国の家庭のお料理を教えていただくことが多々あります。
その中のいくつかは我が家に頻繁に登場する一皿となりました。
例えばこれ
↓
ウクライナ西部のスープ 『マムシュカ』は
「なんだか底冷えがしそうね
という晩にありがたい煮込みで、簡単にできるので気に入っております。
ウクライナの西部といえば、お隣はハンガリーかスロバキア。
似たようなお料理は、その二つの国にもありますね。
お鍋で玉ねぎのスライスとニンニクを炒め、あれば赤いパプリカのスライスとかも投入。
そこにお肉を入れて、ひたひたにスープストックかお水を入れ、
お塩をほんのちょっといれて、お肉が柔らかくなるまで煮込みます。
柔らかくなったら常備のザウアークラウトを入れ
もしあれば、野菜室に残っていたインゲンとかも入れて、
パプリカ粉とマジョラムとキャラウエイで味をつけ、お塩でもう一度調味して30分くらいコトコトと煮込みます。
お肉は前日の塊でローストした残りでもいいし、
お肉は入れずに煮込み用ソーセージでも♪
お肉の種類は問わないそうですし、
お肉を全く使わずに作っても美味しくできました。
お鍋の中のザウアークラウトが柔らかくなったらお皿によそって
最後にサワークリームか、脂肪分が多めのヨーグルトをスプーンで一杯、
ぽこっと落とせば本格的なウクライナのスープに。
ウクライナのスープ『マムシュカ』はソウルフードだそうで、
それぞれの家庭に『お母さんの味』があるそうです。
ウクライナの方達が、すぐにご自宅に戻ることができますように。
そしてお母さんがマムシュカを作って、それを家族揃っていただける日がすぐに再来しますように(祈)
追記:
我が家で常備しているザウアークラウトはこれ
↓
ドイツでは、
袋に入って冷蔵コーナーに売られています。
日本では常備となると、缶詰のものでしょうか?
缶詰ですとこんな感じです
↓
先日、ザウアークラウトについてお話ししましたので、ご興味がある方はこちらをどうぞ♪
上記には『糖質』について書きましたので、袋詰めの方の成分表も添付いたしますね。
というわけで・・・
やはり100gにつき炭水化物が3.0g
うち糖質が1.0gということで、ダイエットには最適です。