ドイツ デュッセルドルフのクッキングスクールから 

在独40年+α デュッセルドルフの大手料理教室で講師をしております

2020-12-01から1ヶ月間の記事一覧

西洋料理の味付けのお話

abschmecken・・・ gut gewürtzt・・・・ 『調味』のことをドイツ語では上記のように表現します。 上の写真の一皿は、 お魚をパリッと焼いて、生クリームにドライベルモット、 そして燻製の香りをまとったパプリカ粉でお化粧したホワイトソースです。 もちろ…

ドイツ生活での年末のお話

我が家は12月28日になりますと、 全てのクリスマスのデコレーションを取り払い、お正月の準備に入ります。 キリスト教のそれぞれの宗派にもよりますが、 本来ならば1月中旬まで、クリスマスの飾りをそのままにしておく家庭が多いドイツ。 でも自宅では、 ド…

12月24日 ドイツ家庭のクリスマスイブのお話

クリスマス 日本では恋人同士の日のようですが、 ドイツでは家族の日。 クリスマスの象徴のモミの木Tannenbaumは、最近は自然保護の意味で 造花?造木?の折りたたみを使う家庭も増えてきましたが、 ドイツ人家庭ではやはり生の木が多いです。 モミの木を家…

紫玉ねぎと自家製ハンバーガーのお話

今年2020年のカレンダーは主婦にとっては都合が悪くできています。 25日26日と、2日間の祝日直後が日曜日。 日曜日はいつもどうり、全部クローズの日です。 その前の両日は祝日ですので、もちろんスーパーは開いていません・・・ おまけに24日は午前中のみの…

冷凍パイ生地でリンゴ丸ごとアップルパイのお話

ドイツのリンゴ 日本のそれとは大きさが全く違いますが、 リンゴの種類はとても豊富です。 例えば・・・ ゴールデンデリシャスや青いリンゴのグラニースミス等お馴染みのリンゴの他、 ドイツのリンゴの代表選手がこの さっぱりとしてシャキシャキしているエ…

ドイツの玉ねぎのお話

同じ茶色の玉ねぎでもいろいろ種類があるドイツ。 野菜炒めや 付け合わせの玉ねぎのソテーには、一番大きな玉ねぎを使いましょう。 ドイツでは Metzgerzwiebel もしくは Gemüsezwiebel といわれるこの大きな玉ねぎ。 ジューシーで、 玉ねぎ独特の辛味は中く…

サーモンでワンスプーンのお話

スモークサーモンはどこでも入手できますし、 和にも洋にも使えるので、 自宅にはいつも冷蔵庫、 もしくは冷凍庫に入っている常備品の一つとなっています。 例年でしたら、 クリスマス前のこの時期は仕事も私的な用事も大変に忙しく、 予定表も真っ黒ですが…

クリスマス飾りのお話

我が家のクリスマスは毎年『赤』がテーマ。 でも今年は娘の結婚式があったので、 ホワイトとしました。 どんよりとしたドイツの気候に、 ホワイトもあっているような気がします。 それも冷たい白ではなく、 ちょっと温かみのあるオフホワイト・・・ といい…

手作りのウェデイングケーキのお話

2020年 新型コロナウィルスCovit-19で振り回された一年でした。 感染者数の変動により、 度々変わるドイツ政府の指示・・・ 何回も何回も政府や当局からの変更があり、 それにより何回も何回も・・・ ほぼ毎日のように、 娘の結婚式の予定も、お支度も変…

Sauerkraut ザウアークラウトのお話

『ドイツ料理』 といえば、 すぐに思い浮かぶのが酸っぱいキャベツの漬物の ザウアークラウトだと思います。 ザワー クラフト サワー クラウト とかおっしゃる方もいらっしゃるようですが、 ドイツでは、キャベツの意味が 『クラウト』 酸っぱいが『ザウアー…