ドイツ デュッセルドルフのクッキングスクールから 

在独40年+α デュッセルドルフのクッキングスクールでドイツ人に調理の基礎を教えております

ル・クルーゼ?それともストウブ? 買うならどっち?



 

ル・クルーゼやストウブのお鍋。

 

ドイツにいらしたら買って帰られる方も多いかと思います。

 

私も両方のお鍋を大中小、形を変えていくつか所有しておりまして、

もう何十年選手のお鍋もあります。

 

今日はこの中で

よく使うのをいくつかご紹介いたしますね。

 

春夏秋冬通して使うのがこちらのお鍋。

 

 

 

日本ではル・クルーゼのマルミットという商品名でしょうか?

 

ドイツではGourmet-Profitopfという商品名で、

26センチと30センチがあります。

 

煮込みにはしないけれどお野菜やお肉お魚の旨みを引き出したい時、

大変重宝なのがこの平たいお鍋。

 

   例えば・・

 

鍋底にズッキーニやにんじん、トマトをしき、

その上にチキンのレッグをのせてからワインを少々。

 

蓋をしてオーブンに入れて

チキンに火が通ったら蓋をとって上面をグリルするとか、

 

お魚だったらアクアパッツア。

 

グラタンやビリヤニにも使っております。

 

夏には旬のズッキーニやナスやトマトを蒸し煮にして、

オリーブオイルをひと回ししたり、

トルコやギリシャのひき肉の詰め物をしたり・・・

 

夏のテラスのテーブルにこのまま出せますし。

 

 

 

 

もうひとつ、

一年通して大活躍しているのがこのグリルパン。

 

 

 

ステーキを焼く他、

アンティパスティのお野菜をこの上でグリルしたり、

薄くきったバケットをこの上で焼いたりしています。

 

 

一方季節のお鍋ですが

秋から冬、春にかけて大活躍するのがこのオバール型のココット。

 

 

 

 

 

 この30センチの深めのココットでは、

 3キロのお肉にお野菜、

 ワイン2本を入れて煮込むことが可能のお鍋です。

 

 

これまで何回もこのお鍋で美味しく調理することができました。

 

 

 

      

このまま蓋をしてオーブンでゆっくりと火入れをしていき、

お肉がナイフを使わななくてもよいくらいにしっとりと

     そしてほろほろになったら

 

     お肉だけそーっと取り出し

    残りでソースを仕立て上げます。

 

 

 

 

このお料理で欠かせないのが熱伝導に優れている

ル・クルーゼやストウブの鋳物のお鍋なんです。

 

    仕事でもありますし、

 自宅でも両方とも使っておりますが、

個人的な意見としてル・クルーゼとストウブの変わりはありません。

 

ただし、

私はル・クルーゼの場合、

 

中が白いサンドホーローではなく

黒いブラックの方をおすすめいたします。

 

中が白い色のル・クルーゼは

高熱に耐えらないのでヒビが入ったり、

焦げた場合の処理が難しいという難点があるので。

 

 

  でもル・クルーゼは色も可愛いし、

   形も色々とあって

お料理していても食卓でもとっても楽しくなりますよね♪

 

 

ストウブは焦げ目をつけての調理もできます。

 

   でも私はほとんどの場合

 

煮込み料理のお肉やお野菜は

マリネしてから焼き付けておりますので、

 

焦げ目が付くまでには、食材の水分もマリネ液も出てきます。

 

その水分を飛ばしてしまいたいので、

 

深みのあるお鍋ではなく平なフライパンのほうが水分が飛ばしやすく

焦げ目もつきやすいという理由で、

 

まずフライパンで処理してから煮込み用のお鍋に移しています。

 

 

 

 

 

例えばこの牛肉の煮込みも

フライパンで焦げ目をつけてから煮込み用のお鍋に移動しました。

 

 

夏によく登場するのがタジン鍋。

こちらはル・クルーゼです。

 

 

 

 

 

これもタジン料理以外案外便利で、

ムール貝を蒸し煮にしたり、

高さがあるので茶碗蒸しもピッタリ。

 

 

お米は私はストウブで炊いております。

 

 

 

 

 

大きなお魚一匹を焼くときに重宝するのがこれ。

 

 

 

 

 

ただし日本では必要ないかもしれません・・・・

 

 

 

 

ストウブもル・クルーゼも鋳物です。

 

お肌と一緒でお手入れも必要。

 

たまに重曹で洗い、

揚げ物をして油馴染みをさせておけば、

一生活躍してくれます。

 

 

 

 

 

日本ではル・クルーゼとストウブの2社が有名ですが、

欧州にはこの他にもいくつかこの種のお鍋の製造元があり、

かつてはウィーンにも

そしてドイツにもデンマークにもありました。

 

 

なぜこのお鍋が欧州で発達した理由をご存知でしょうか?

 

昔々、その昔・・・

 

教会のそばにはみんなが使える窯があり、

そこでパンを焼いていました。

 

パンを焼くためには窯を高温にしなければいけません。

 

パンを焼いても温かさが残っているのがパン窯に、

町の人たちはお鍋を持って行って入れていました。

 

そのため

蓋がぴっちりしている鋳物のお鍋が重宝されたのです。

 

なので・・・・

 

元々は直火ではなく

オーブンでゆっくり火を通すというところから始まったこの欧州の重たいお鍋たち。

 

日本のオーブンは平均的に小さいので、

なかなかお鍋を丸ごと入れれるようなオーブン環境ではないと思いますが、

直火でも強火にせずに、

ゆっくりとじっくりと火を通してあげてくださいね。

 

 

 

お日様がなかなか出ず、寒い毎日が続いています。

私はサプリに頼らず食事から栄養を摂るという考え方ですが、

こういう曇り空が続く時は

骨粗相症予防のためにもビタミンDをサプリで取っております。

 

冬うつという言葉もあるらしく、

それにもこのサプリは良いそうで。

 

 

 

窓の前に置いた餌箱に今日もリスがきています。

 

朝暗くて寒くて、

餌箱を出すのを忘れた日。

 

リスが窓ガラスの向こうで立って、

こちらを見ていました。

 

どうしたのかしらとふと見ると、餌箱がまだ出ていませんでした。

 

 

 

 

慌てて餌箱を出してあげました♪