ドイツ デュッセルドルフのクッキングスクールから 

在独40年+α デュッセルドルフのクッキングスクールでドイツ人に調理の基礎を教えております

ビーガンダールカレー インドのレンズ豆のスープ

 

南インド

チェンナイからの留学生が

 

「これ、家で食べたのとおんなじ味だ」

 

とお変わりして食べてくれたレンズ豆のカレー。

 

お世辞だとわかっていても

嬉しいものです。

 

地元タミール地方のチェンナイでは

レンズ豆のカレー

ダールはお味噌汁的感覚でいただくそうで

 

ご飯と共に食べるのではなくて、

むしろ汁物の部類だそう。

 

一般的に豆類は

一晩水につけてふやかしたあと煮ますが、

 

レンズ豆のこの種類は

ふやかさなくてもすぐに煮えるので

とっても便利。

 

 

 

 

 

 

チェンナイ出身の子が褒めてくれた作り方は

実は以前

インドにルーツを持つ同僚が教えてくれたものです。

 

 

その同僚はお母様がインド・ムンバイ出身。

お父様がドイツ系スイスの方で、

 

学校のお休みにスイスからインドに帰った時

「学校を卒業したら料理人になりたい」

 

とムンバイのおばあさまに言ったら、

数分間無言だったという話があります。

 

それもそれ、

 

お母様のご家庭は

庭師やコック、運転手をはじめとして

ハウスキーピングは全て他人に任せていたので、

大事な孫がカースト違いのコックになるなんて

絶対に考えられないことだったらしいです。

 

そんなわけでその同僚が作るインド料理は

彼の舌に頼っているものですが、

その彼も今ではスターエアラインズ系ビジネスクラスファーストクラスの

インド方面向け調理監修担当シェフとなりました。

 

 

私たち日本人にとってもお味噌汁は

各家庭で色々と違ってくるように、

おそらくインドでも色々と違いがあると思います。

 

ですので、

ドイツでもできるインドの味・・・

 

ということで、

夏にふさわしいダールカレーをご紹介いたします。

 

材料は

 

赤のレンズ豆 250g Rote Linsen

小さな玉ねぎのみじん切り 1個分

ニンニク2片 みじん切り

大きな調理用トマトざくぎり 2個分

フレッシュな香菜

 

テンパリング用に黒いマスタードシード

 

パウダースパイスとして

クミン

ターメリック

コリアンダー

チリ

ヒン

ジンジャー

をお好みで。

 

 

レンズ豆を3倍の量の水で25分ほど

柔らかくなるまで火を通します。

 

その間、

フライパンにサラダオイルを入れ、

黒のマスタードシードを大さじ1杯ほど蓋をして

中火〜弱火でパチパチと音がするまでテンパリングします。

 

音が小さくなったら蓋を取り、

ニンニクと玉ねぎを茶色になるまで炒めます。

炒まったらトマトを入れて火入れし、

塩で調味をしておきます。

 

レンズ豆が柔らかくなったらフライパンの中身を入れ、

お好みの配合でパウダースパイスを入れ、

塩で調味して出来上がり。

 

最後にフレッシュな香菜を入れて・・・

 

黒いマスタードシードとヒンは馴染みが薄いのですが、

インド系やアジアのスーパーマーケットで入手できます。

 

 

 

 

 

ヒンは日本人の私たちにとっては『わ、臭い』のですが、

これを微量入れることによって

まさにインドの味となります。

 

ヒンはフェンネルの仲間、

ジャイアントフェンネルという直物の根っこから採取するスパイスだそうで、

そのままですと硫黄温泉にいるような匂いが特徴です。

 

でも熱することにより

ヒンはインド独特の

食欲を刺激してくれる香りとなります。

 

これがそのヒンの容器

 

 

 

あまり使うことはないかとも思いますが、

インド料理がお好きな方はどうぞお使いになってみてください。

 

 

材料さえ揃えれば

案外簡単なインド料理。

 

ですが、

インドは宗教も宗派も色々あって

食に関する戒律が厳しい国としても有名です。

 

戒律が厳しいので、

オフィスの昼休みに

同僚とどこかへランチに出かけるというのは難しく。

 

 

なぜなら

 

同僚と違う戒律だし、

ランチに行った先で

自分と違う宗派の人が調理をしていたら食べられないし・・・

 

ということで

ささっとランチに行くということが難しいムンバイでは、

自宅にお弁当をとりに行き、

それをオフィスに届けるというお弁当配達屋さんが存在します。

 

 

 

 

 

家庭にとりに行ったお弁当は

ビルごとに仕分けされ

 

 

 

 

 

それを配達人が自転車にくくりつけ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

配達されます。

 

インドの昼食は

いくつかのカレーや副菜そして汁物ダール・・・

 

 

となるので、

日本のお弁当箱のように一つには入りきらないのだそうで。

 

世界中

色々な言葉があるように

色々な食文化。

 

そのそれぞれが歴史を持っていて

とても面白いと思います。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

お店みたいなリエージュワッフル

 

ベルギーといえばチョコレートですが、

ワッフルも有名ですよね。

 

小さな国のベルギーには

首都ブリュッセルと古都リエージュのワッフルがあって、

その二つは形も生地も異なるのはご存知でしょうか。

 

ブリュッセルの方は

ベーキングパウダーを使って四角く焼いたものですが、

 

ゴーフルといわれているリエージュの方は

イースト生地で丸く焼いたもの。

 

 

リエージュのはあられ糖

ワッフルシュガーを使うので

表面がキャラメリゼしたようにカリカリになります。

 

 

またリエージュのワッフルは

イースト生地のため

焼いたあと冷凍しておくと朝食にも便利。

 

冷凍庫から出して解凍せずにトースターで焼くと

焼きたてのワッフルに戻ります♪

 

 

 

 

 

長い長い夏休み。

 

ワッフルメーカーがお家にあったら

お子様とリエージュのワッフルを焼くのはいかがでしょう。

 

材料はお家にあるものでできます。

 

リエージュワッフル 4個〜6個分レシピ:

バター 80g

卵 1個

牛乳 125ml

小麦粉 400g

ドライイースト 2g

普通のお砂糖ひとつまみ

バニラ砂糖かバニラエッセンス少量

塩 少々

ワッフルシュガー(あられ糖)40g

 

ワッフルシュガーはドイツでは

Hagelzuckerですが、

 

 

 

 

 

日本では入手が難しいかもしれません。

 

その場合はざらめ糖をお使いください。

 

 

 

 

 

作り方は

 

まず大きめのボウルにまずバターを溶かし、

そこに塩を少々。

 

人肌に温めた牛乳に

お手持ちのお砂糖をひとつまみいれ、

そこにドライイーストを入れておきましょう。

2gのイーストは大体小さじ半分くらいです。

 

溶かしたバターに卵を入れて

かき混ぜたら粉とバニラを入れます。

 

そこにイースト入りの牛乳を入れてかき混ぜましょう。

 

 

 

 

 

日本では

バターを電子レンジで溶かす方が多いようなのですが、

 

電子レンジはあくまでも

『温める』

という要素が多いドイツでは

 

フライパンにお湯をはり、

そこにバターを入れた大きめのステンレスのボウルを入れて

クッキングヒーター

コンロ?の上にフライパンごとおいて溶かします。

 

大きめのボウルを使えば

洗い物も一つで済みますし。

 

バターが電子レンジの中で爆発する心配も入りません。

 

 

 

 

 

 

ボウルの中身をよくかき混ぜたら

ワッフルシュガーを入れます。

 

 

 

 

 

 

 

この状態でラップ等で蓋をし、

ふんわりするまでおいておきましょう。

 

翌日に焼くならば

このまま冷蔵庫へどうぞ。

 

 

これをワッフルメーカーに大さじ1杯〜2杯落として

 

 

 

 

 

焼くだけ。

 

 

ベーキングパウダーを使ったものより

劣化が遅いので、

 

幼稚園や学校、お集まりへの

ポットラックにも向いていると思います。

 

 

 

 

ワッフルシュガーは

クッキーの上やシナモンロールの上にパラパラすると

お店みたいになるので、

1箱購入されても困っちゃうことはないと思います。

 

 

 

2週間ほど一人で帰国をしておりました。

 

5月に植たズッキーニが大きくなり、

お留守番役の主人が毎日収穫をしていたそうです。

 

 

 



 

主人が収穫した1本目は

トマトと一緒にサラダにしたそうで・・・・

 

あのう

ズッキーニはキュウリではないのですが・・・・・

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

日本でドイツパンを焼きたい方へ

 

 

 

仕事先のクッキングスクールでは

調理部門を担当しておりますが、

 

『パンを焼く』

 

ということを

ドイツの自宅ではしております。

 

ドイツではパン職人にはマイスター制度があり

私共調理人とは全く別の世界ですので

製パンに関しては基礎的な知識として勉強しただけですが、

繰り返し焼いていくうちに

自分なりのスタイルというものができてきました。

 

 

 

 

 

フランスパンやイタリアのパン

モロッコのパン等も食事のパンとして焼きますが、

 

やはり常備のパンは

『ライ麦パン』

となるドイツ家庭の我が家。

 

 

 

 

 

 

ドイツ人の主人はこのパンを

スライサーで薄くカットして毎日の朝食としております。

 

 

 

 

 

 

自宅でパンを焼くと

 

『お米を炊く』

 

ということと同じような感覚になるのは私だけでしょうか。

 

これは

 

長年慣れ親しんだ

『お米を炊く』

という行為と重ね合わせた時の感覚ですが、

 

土鍋で炊いてもお鍋で炊いても

スイッチポンの炊飯器でも

 

蓋を開けるときのドキドキ感・・・

 

 

それはパンを焼いた時も同じだと思います。

 

 

 

フランスパンや日本式のパンは

外が綺麗に焼けていれば

食べられないほどの失敗はしてないですが、

ライ麦パンはそうでもなく。

 

 

 

 

噛めば噛むほど美味しいライ麦パンですが、

 

ライ麦には

パンの発酵膨張に不可欠なグルテン成分が少ないので

 

イーストではなく

同じライ麦から自然の酵母の力で作った

サワー種が必要となります。

 

サワー種は

今流行している発酵食品で、

それなりに手間もかかります。

 

以前ご駐在でデュッセルドルフにいらした方が

懐かしいドイツのパンを日本でも焼きたいと、

梅雨時の東京でオトナの自由研究をされました。

 

その結果、

いくつかのことが分かりましたので

ここにシェアいたします。

 

まずサワー種

 

 

 

 

以前ここでも書かさせていただいたパンの記事は

ドイツパンを焼くのは簡単よ♪

みたいな方向でした。

 

https://dusseldorf.hatenablog.com/entry/2024/04/16/051022

 

が・・・

 

これはあくまでもドイツの気候で

ドイツの粉を使った場合でした。

 

まず基礎の基礎であるサワー種を

日本の気候の中、

日本で入手する粉で作ることがいかに大変なことかというのを

今回オトナの自由研究で学ばせていただいた次第です。

 

まず、

東京エリアで一般的に入手できるパン用のライ麦粉には

小麦粉もすでに入っているものがありますので、

 

 

それはサワー種をおこすのにはお使いにはなれません。

 

使うことができるのは全粒粉ですが、

それも日本では粗挽きと細挽きの2種類あるようです。

 

 

 



 

 

この上下の2種類を比べてみると、

上の方がはるかに黒く、そして荒いのがお分かりになりますでしょうか?

 

荒い方の全粒粉で作った場合

水分が浸透しづらいのか

なかなか発酵まで辿り着きませんでした。

 

 

細かい全粒粉は

ドイツの全粒粉と同様に発酵しましたが、

容器の形でその発酵時間も発酵度も変化するということが分かりました。

 

 

 

 

この写真は

細かい方の全粒粉で作ったものです。

 

そのうち上段は成功しましたが、

下の二段は失敗例です。

 

固かったり、

水分が上にでたり

異臭がしたり・・・

 

この実験の結果

サワー種の発酵には、

容器の形も関係するのではないかということに辿り着きました。

 

 

ご覧になって分かるように、

上段の容器と

下の二段の容器は形が違います。

 

両方ともWECK社のものですが、

上段はMold Schapeシリーズのもので

底より上部が広がっています。

 

下二段はいわゆるチューリップ型。

 

底の部分より途中が広くなり

また窄まっている形です。

 

このチューリップ型では失敗しました。

 

もし日本でお作りになる場合には

WECK社のMold Schapeシリーズの500mlでトライされてください。

 

細かい粉は神奈川県平塚市にあるセキグチという食料品屋さんが扱っているものです。

 

サワー種の基本は

 

50gの全粒粉+50℃の50mlのお湯

 

ですが、

 

50℃というのもあくまでも一応の目安で

お風呂の温度より熱い温度、

お茶を入れるのには低すぎる温度とお考えになり、

また、

粉の乾燥&湿気具合によってお湯の量も変わりますので、

多めにお湯を作っておいて

半分入れてから様子を見て継ぎ足すようにされてください。

 

 

 

発酵させる温度ですが、

日本ではお持ちになっていらっしゃるオーブンを最低温度に温め、

温度を切ってから粉とお湯を混ぜて用意したビンを蓋をして入れ、

1時間ほど様子をご覧になって

ぶくぶくと気泡が出ていたらOKとしましょう。

 

私は寝る前に温度を切ったオーブンに入れ、

翌朝取り出して冷蔵庫保存しております。

 

サワー種はず〜っと温めておくものではなく、

発酵して量が増えたら冬眠させてしまいましょう。

 

焼く前に冬眠しているサワー種を起こして、

また活動させますからそれで大丈夫です。

 

パンでも料理でもそうですが、

その土地に根付いたものは

その土地の気候風習にあったもの。

 

ドイツはもともと寒いですし、

昔は温度計なんてものもありませんでした。

 

薪をくべて暖をとり、

鉄鍋で食材に火を通してたその時代、

人間の知恵でできたサワー種、そしてそこから焼いたライ麦パンですもの。

 

材料と、

ちょっとしたテクニックさえ揃えば

そんなに難しいことはないはずです。

 

というか、

そう信じております。

 

もう一つ・・・

納豆菌とキムチはサワー種と不仲なようで、

もしサワー種を冬眠させるとしたら

冷蔵庫の中の納豆とキムチは念の為

密閉容器にお入れになった方が良いかと思います。

 

 

 

美味しいパンが焼き上がったら

あとはチーズにハムに・・・

おいしいブランチの始まりです♪

 

 

 

 

 

 

梅雨の中

野暮用があり一時帰国いたしました。

ロシアのウクライナ侵攻が起きてから

ご存じのとおりロシア上空を飛べない状況ですが、

毎回飛行ルートが変わるのに驚いております。

 

前回秋はカナダと北極上空を飛行しましたが

今回はロシア国境スレスレを飛ぶルートでした。

 

 

 



 

 

 

時間もそこまでかからず。

といっても、

やっぱり日本とドイツは遠いですね・・・・・・

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ドイツ式・トマトとジャガイモの手抜きグラタン



今日は手抜きでの

トマトとジャガイモのグラタンをご紹介します。

 

グラタンというと・・・・

 

え?

ベシャメルソースですか?

それとも生クリームで?

 

とかなりそうなのですが、

 

実は

簡単にできちゃう方法が一つありまして。

 

それはフレッシュチーズを使うこと。

 

 

 

 

 

一番適しているのはハーブ入りのですが、

 

なければチーズケーキを焼くときにお使いになる

プレーンなものでもどうぞ。

 

 

フレッシュチーズをグラタン皿に入れたら

お水を50mlほど入れてかき混ぜます。

 

 

 

 

 

今日はこちらを使いました。

 

 

 

 

ハーブ入りでない

プレーンなフレッシュチーズをお使いになる時は

 

ドライのオレガノやタイム、

ローズマリー

 

そしてニンニクパウダーを混ぜられるととっても美味しくなります。

 

 

 

 

 

そしてここに何度もご紹介する

 

『粗塩ジャガイモ』

 

を薄く切ってクリームの中に沈ませます。

 

 

 

 

何度も何度もしつこくご紹介している粗塩ジャガイモは

こちらからどうぞ

 

https://dusseldorf.hatenablog.com/entry/2019/03/05/053850

 

 

 

 

 

粗塩ジャガイモがない場合には

生のジャガイモを薄く切って同じようにできますが、

 

この場合は

フレッシュチーズと混ぜるお水の量を

カップ半分くらいに増やしてくださいね。

 

そしてクリームまみれになったジャガイモの上に

トマトを切ってのせます。

 

 

 

 

トマトの上にグラタン用のチーズか

手持ちのチーズをのせて

180度のオーブンで焼くだけ♪

 

 

粗塩ジャガイモならば

20分も焼けばできますが、

 

生のジャガイモの場合は

45分くらいかかるかもしれません・・・・

 

 

 

 

今日は

色とりどりのトマトでしたので

 

ジャガイモの上がお花畑のようになりました。

 

 

 

 

この緑の小さなトマトたちは

赤くなる前に収穫されたものではなく、

 

緑のままでの食用に開発されたものなので、

この種類のはこのままでもいただくことができます。

 

が・・

 

実際的には

やはりトマトは真っ赤の方が太陽のお味がしますよね。

 

庭のトマトで緑のまま赤くならないものは

私はチャツネにしたりしています。

 

 

 

ドイツの夏はベリーの季節。

 

夏の真っ盛り ドイツでは、

森や川辺、野原にお散歩に行くと、

ブラックベリーがたくさんなっています。

 

ドイツ語では

ブラックベリーはBrombeerenといいます。

 

なんだか寒くて雨ばっかりの5月〜6月ですが、

自然は季節の暦を忘れることがありません。

 

今年も野生のブラックベリーが

お花をたくさんつけました。

 

 

 

 

トゲトゲのある茎の先に

薄いピンクの可愛い小さなお花を見つけたら

それが野生のブラックベリー。

 

場所を忘れずに覚えておきましょう♪

 

8月になったら

真っ黒に熟した甘い実を食べることができます。

 

枝の下の方は

ワンちゃんや野狐がおしっこをかけている可能性もありますので、

上の方からどうぞ。

 

実を手で持って

それがすぅ〜っと枝から離れたら熟している証拠です♪

 

早く夏になりますように。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

トルコのナスのオーブン焼き おいしいヴィーガン

 

前回の続きです。

 

https://dusseldorf.hatenablog.com/entry/2024/05/22/060918

 

 

知り合いのトルコの方に

トルコ料理を教えていただいております。

 

彼女のところはお子さん二人が

自分の意思でヴィーガンになりました。

 

家族のうちの2人がヴィーガンになっても

野菜の国のトルコでは

 

太陽をたくさん浴びたお野菜のお料理もたくさんあるため

 

毎日の献立には困らないという・・・

 

そんな家庭の主婦であるトルコの方に教えていただいたお茄子の料理は

とってもおいしく、

 

お茄子が季節の野菜となる夏は

自宅でも

1週間に一度はこのお茄子が食卓に上ります。

 

 

 

 

 

 

 

ドイツ人の主人はDNAの関係もあってか

完全肉食男子。

 

年齢を重ねるに従って量は減りましたが、

 

それでも一日一度は

 

『お肉』

 

がないとモノ足らないらしく、

 

夕食にお肉がなかった日の夜には

キッチンを徘徊し、

 

冷蔵庫を頻繁に開ける主人の姿を

度々確認しております(笑)

 

 

そんな肉食のゲルマン男子ですが、

 

このお茄子を始めて作った時には

 

「肉無しなの?

言われてみればそうだけれど、

こういう料理ならヴェジタリアンになってもいいぞ」

 

とも申しました(笑)

 

 

 

 

日本では米ナスと呼ばれているのでしょうか

 

 

 

 

 

このお料理には

ドイツでよくある大きなお茄子を使いますので、

材料は簡単に入手できます。

 

 

お茄子のほかに必要なものは

 

トマトピュレー

細長くて赤いパプリカ Spitzpaprika 

ニンニク

そしてエシャロットか玉ねぎが一つ。

 

 

 

 

 

トルコの方の作り方は

 

お茄子をヘタをつけたまま半分に切り、

それを1時間ほど塩水につけて置いてから、

オイルたっぷりのフライパンで

オイルを継ぎ足しながら切った面のみをじっくり焼く・・・

 

というものですが、

 

時間がかかる上に

『たっぷりオイル』が気になるので、

私はやり方を変えました。

 

 

お茄子は半分にして

皮を傷つけないように細かい切り込みを入れ

そこにお塩をなすりつけて水をはったボウルに30分ほどつけておきます。

 

こうすることによってお茄子の苦味が少なくなります。

 

特にドイツの茄子は苦味が多いので、

この手間は省かれませんように。

 

この後私は蒸しているのですが、

アルミフォイルかオーブンペーパーに包んでから

オーブンで柔らかくなるまで火を通しても良いかと思います。

 

お茄子が柔らかくなったら

スプーンで果肉を取り出します。

 

 

 

 

 

皮の方は耐熱容器へ。

 

 

 

 

 

小鍋で

ニンニクのみじん切り

 

そして

 

 

 

 


エシャロットか玉ねぎのみじん切りを炒めます。

 

 

良い香りがたったら

 

赤いパプリカのみじん切りを入れて

一緒に炒めます。

 

 

 

 

パプリカがしんなりしたら

トマトのピュレーを大さじ1杯ほど入れ

 

 

 

 

炒めて

 

お砂糖とお塩で調味します。

 

 

ここに取っておいたお茄子の果肉を入れれば

フィリングは出来上がり。

 

 

 

 

 

これをお茄子の皮に詰めて

 

 

 

 

 

 

160度〜170度のオーブンで

20分ほど焼きます。

 

 

 

 



 

オーブンから出てきたトロットロの

トルコのお茄子は

 

先日ご紹介した

トルコのごはんと一緒にどうぞ。

 

 

 

 

 

 

 

 

トルコのごはんのレシピはこちらです。

 

 

https://dusseldorf.hatenablog.com/entry/2024/05/22/060918

 

 



 

 

娘の幼稚園から小学校

そしてギムナジウムまで一緒だったママ友を通して

 

パートナーを巻き込んでの『パパ友』までもと輪が広がり、

 

2〜3ヶ月に一度

ポットラックパーティーを夫婦4組でしています。

 

最初は5組10人でしたが

1組転居したため8人となりました。

 

 

このお集まりは

 

娘たちの学年がAbitur大学入学資格試験を終えた2006年から

もう18年間続いているので、

 

第1回目から写真を撮っておいたら

どのくらいのポットラックの写真集ができたことでしょうか・・・

 

でも

残念ながら初期の頃は写真は撮っておりませんでした(涙)

 

 

ポットラックパーティーは毎回ホストが代わり、

ホストは

 

『パンとワインとチーズだけ』

 

を用意するという気楽な役割となりますが、

それはそれ。

 

市場に行き、

選りすぐりのチーズをチーズ屋さんと相談しながら買い、

お花を買って帰ってきます。

 

 

 

 

チーズ屋さんでチーズを選ぶ時には

 

食事の後のチーズを探しているのか、

朝食用のチーズなのか、

お弁当用のチーズなのか、

それともチーズやハムがメインの食事のためなのか

 

そして

何人なのかを伝えると、

 

チーズ屋さんが試食させてくれて

選ぶのを手伝ってくれます。

 

 

そして家に帰ると

いそいそとテーブルセッテイング♪

 

 

 

 

 

大抵最初の1〜2時間は

男性陣はクルマやゴルフや国際政治がテーマですし、

 

私たち女性軍はお洋服の話や介護、

子供達や孫の話等と話題のテーマも違うので

 

リビングに座っても

ダイニングルームに座っても

お庭のテラスに座っても

キッチンに座っても良いようにビュッフェ式にセッテイングをしています。

 

 

今回はパリ北駅のビストロ風に

赤と白のチェックのクロスを使いました。

 

赤と白のチェックのクロスに合うように、

お皿は光沢がある陶器ではなく

暖かみが感じられるマットのパステルカラーにしました。

 

 

 

 

 

 

キッチンのアイランドにはパンとバターを置き、

 

 

 

 

 

 

ママ友たちが持ってきたポットラックはその横へ。

 

 

 

 

パパ友のグループから

一人二人とママ友の会話に入ってくる頃には、

赤ワインも空きだし、

 

チーズと共に

夜は更けていきます・・・

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

トルコのごはん トルコのピラフ

 

 

週に一度、

生活保護を受けられている方や難民・移民の方に

スーパー等から寄付される食材の配布のお手伝いに行っています。

 

そのことについてはこれまでも色々書かせていただきましたので、

ご興味がありましたらご笑覧くださいませ。

 

https://dusseldorf.hatenablog.com/entry/2019/04/23/201049

 

https://dusseldorf.hatenablog.com/entry/2021/04/09/053351

 

https://dusseldorf.hatenablog.com/entry/2022/03/02/051704

 

 

そこに毎週、

食材をとりに来られるトルコからの移民の方は

お子さんが7人。

 

いろいろおしゃべりしているうちにその方と仲が良くなり、

トルコ料理を教えていただいております。

 

『お子さん』

といってももう大きくて、

長女の方は看護学校へ行き出しました。

 

2番目は男の子で

電車の運転手を目指しているそうです。

 

その二人はベジタリアンとなったそうですが、

野菜の国トルコは

お肉を使わなくても美味しい料理がたくさんあるので、

全く困らないとのこと。

 

 

例えば

お茄子のお料理。

 

一度火を通したお茄子を半分に切り、

中身を抜いてからそれをトマトや他のお野菜と煮て

それをもう一度茄子の舟に詰めて焼いたものは

 

「今日は肉なし?」

 

とかいう主人も大好きなお料理となりました。

 

 

 

 

このほかに

ズッキーニのお料理

刀豆のお料理

ほうれん草のお料理

オクラも・・・

 

そして

その美味しいお野菜のお料理に欠かせないのが

トルコ式に炊いたご飯なんです。

 

 

 

 

 

 

特に

彼女から教えてもらったトルコのごはんは

とってもおいしくて、

 

これなら何もいらないわの一皿ともなります。

 

 

 

 

 

お米を主食にするのは

私たち日本人やアジア諸国だけではなく、

 

セネガルや象牙海岸

カメルーンといったアフリカ

 

そして

イランやトルコも

 

お米を食べる国だということはご存知でしたでしょうか。

 

アフリカやイランでは香米のバスマティライスを使いますが、

トルコで使わられるのは主に日本のような丸いお米。

 

 

『あら美味しい』

 

 

このトルコのお米のお料理には

 

 

 

 

 

 

お米のような形をした小さいパスタも使います。

 

 



 

 

小さいお米のような形をしたパスタは

ギリシャでも使われていて

 

 

 

 

Kritharaki

 

と呼ばれています。

 

 

このお料理・・・

 

現地では

 

ピラウ

 

と呼ばれているそうですが、

おそらく

 

『ピラフ』

 

はここからきたのでしょうね。

 

 

とっても美味しいピラウはまず

この小さいお米の形のパスタを炒めることから始めます。

 

 

パスタの量は

お米1カップにパスタが大さじ1杯が目安だそうで。

 

 

 

 

 

オイルを熱して

そこで焦げ目がつくまでパスタを炒めます。

 

 

 

 

 

 

お米は洗って塩水に浸水させておき、

そこから炊くのがトルコ式だそうですが、

 

私は塩水は使わず

真水に30分ほどつけております。

 

お米をザルからあげたら

焦げ目をつけたパスタとお鍋に入れ

 

 

 

 

 

お米と水1:1の分量にして

 

 

 

 

お塩を少量入れて

日本のいつものお米と同じように炊けば出来上がり。

 

 

「クロアチアのお野菜の粉末ブイヨン

Vegetaを入れるとすごく美味しいのよ」

 

と言われたとおり

Vegetaを入れる時もあります。

 

 

 

お鍋でご飯を炊く場合には

そのお鍋でパスタを炒めてもOK

 

 

 

 

 

炊き上がったら

ちょっとだけバターを混ぜ、

 

刻んだイタリアンパセリと

赤しその粉末のようなスーマック

Sumakを振りかければ、

 

 

 

 

『糖質ダイエットは明日からね♪』

 

の美味しさとなります。

 

 

この赤しその粉末のようなスーマック。

スーマックは中東のお料理にもよく登場します。

 

 

 

 

 

 

香りはないのですが、

赤しその粉末のような酸味が特徴です。

 

 

 

 

 

 

スーマックは

テヘラン出身ペルシャ人の友人から教えていただいたお料理にも

よく登場します。

 

サフランをふんだんに使ったペルシャのお米の炊き方もとても美味しいので、

折を見てご紹介いたしますね。

 

 

そうそう・・・・

 

 

本当はお野菜の国トルコの

 

お肉を使わないお料理もご紹介したいと思ったのですが、

 

今日はお米だけになってしまいました。

 

 

 

 

 

次回はこの続きを書くことにいたしますね。

 

 

 

 

カールスプラッツ市場すぐの小さなキッチンスタジオで

いつもはドイツ人の生徒さんたちに調理の基礎をお教えしておりますが、

日本語のお教室も年に3〜4回ほど開いております。

 

 

 

母体は料理本専門の書籍店ですので

 

 

 

 

 

 

常時3000冊の調理本を置いています。

 

英語のクッキング本も100冊ほど置いてありますので、

ご興味がおありになれば覗いてみてくださいませ。

 

 

最近スタジオも衣替えをして

少し雰囲気が変わりました。

 

 

 

 

 

 

 

片付けて整理整頓されたのは良いのですが、

なんと!!!

 

新しく

どこに何が移動したのか覚えられないという状況に陥りました。

 

前にお鍋があったところがボウル類の置き場所となり、

調味料の棚も変わってしまったので、

 

わ!

え!

ない・・・

 

あ!

こっちだった・・・

 

ということの繰り返しを

仕事中にしております。

 

スタジオ内を片付けた『犯人』のボスに言わせれば

 

「新しい環境に置かれるのはオツムの錆防止に一番いいのさワッハッハ」

 

だそうで。

 

ふ〜ん

そうですか。

 

では

仕方がないのでなんとか慣れます

2〜3年かけて(笑)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

フライパンで作るタルト・タタン 

 

 

ドイツでは最も身近な果物

 

りんご。

 

 

 

 

 

 

ドイツ人はりんごが大好き。

 

 

ビジネススーツのポケットから小さいりんごを取り出して

ズボンで一拭き・・・

 

そして

それを齧りながら仕事をするという光景は

 

ドイツではよく見かけます。

 

 

 

ドイツのお料理にもよくりんごが入るので

 

自宅のキッチンにはいつもいくつか転がっているのですが、

 

たまに使わずに

そのまま忘れかけているという時、

 

タルト・タタンを作ります。

 

 

 



 

タルト・タタンは専門の型は使わず、

取手のないフライパンで焼いております。

 

専用の型には

とてもとても憧れておりましたが、

 

自宅のキッチンを改装してIHにしてから

 

フライパンで焼くのも悪くないというふうに

考えが変わりました。

 

 

 

フライパンの取手が耐熱でしたら、

 

そして

 

ドイツの大型オーブンにフライパンごと入るなら、

 

取手付きのフライパンでも同じようにやけます♪

 

 

 

 

 

18センチの場合・・・・

 

まず

ドイツのりんご 6個を4等分して

皮を剥き芯をとって

ボウルにはった水の中に入れておきましょう。

 

こうすることによって

変色が防げます。

 

 

フライパンに

お砂糖80gを入れて溶かして焦がしていきます。

 

ある程度焦げたら

 

バター50gをいれます。

 

 

 

 

 

ここまできたらヘラ等でいじらない・・

 

フライパンを乾いた布で両端で持って

ゆるすだけにしてくださいね。

 

そうでないとヘラに全部くっついて

大変なことになってしまいます。

 

 

 

バターが溶けてお砂糖と混じったら、

 

準備しておいたりんごを縦に並べます。

 

 

 

 

 

 

実はこれが工程で一番難しいところ。

 

並べたりんごを片手で抑え、

もう一つの手で新しいりんごをフライパンの中に素早く立てていってください。

 

 

 

 

 

そしてこれを180℃に設定したオーブンで

45分ほど焼きます。

 

 

 

 

 

ドイツのオーブンは大きいので、

 

他のお料理をする時に

一緒に入れてしまっても大丈夫。

 

今回はチキンを一緒に焼いてしまいました。

 

 

この間にタルト生地を作ります。

 

 

18センチの場合は

 

粉100g

バター50g

塩 少々

お砂糖 少々

 

 

 

 

 

バターと粉類を切るようによく混ぜてから

お水を様子を見ながら大さじ2杯・・ほど入れて

まとめます。

 

 

このタルト生地には卵が入りませんので、

扱いやすい生地となります。

 

まとまったら

ちょっと冷蔵庫で休ませてあげましょう。

 

 

 

 

 

 

水加減ですが、

 

私は大さじ3杯分くらいのお水を小さな入れ物に入れておいて、

そこからおっかなびっくり

少しづつ混ぜていっております。

 

そうすると失敗がありません。

 

お教室でもいつも皆様に申し上げますが、

その時の気温によっても

そして粉の質によっても

水分の吸収度は変わりますから

塩梅をみるということが必要です。

 

これはお野菜をお料理するときでもおんなじです。

 

『塩梅』

 

梅を漬ける時の塩加減と一緒ですね。

 

 

 

 

 

そうこうしているうちに

りんごの上部にうっすらと焦げ目ができてきました。

 

 

 



 

 

 

そうしたら

オーブンから出しましょう。

 

 

 

 

 

 

粗熱が取れたらりんごを

スプーンの背で少し沈めてあげます。

 

 

 

 

 

 

しばらくするとりんごが自ら沈んで

こんな感じになります。

 

 

 

 

 

 

自ら沈まない場合は、

スプーンの背で沈むのを手伝ってあげても良いかもしれません。

 

 

りんごがあっちっちですとここからの作業が難しいので、

前日にりんごを仕上げておいて、

翌日タルトを焼くという

2日間工程の時もあります。

 

 

 

 

休ませておいたタルト生地を伸ばして

 

 

 

 

 

りんごの上にのせ

 

 

 

 

 

 

フライパンの側面に指で押し込んでいきます。

 

 

 

 

 

 

 

これを200℃のオーブンで

20分〜30分ほど焼けば出来上がり。

 

 

 

 

 

このまま室温で冷まし、

お皿の上でひっくり返せば・・・・

 

 

 

 

 

 

ホームメイドの

タルト・タタンとなります。

 

フランス語では

 

TARUTO


と発音せずに

最後のOがほぼきえるので

 

 

タル(ト) タターン

 

と聞こえます。

 

 

フランス語バイリンガルの主人は

ドイツ語をフランス人のアクセントでわざと話すのが好き。

 

フランス語をもじるのも大好きで、

タルト・タタンは

 

タンタタターン

 

とかいって言葉遊びをし、

一人で面白がっております。

 

 

 

 

今日のお茶は

タルト・タタンにバニラアイスを添えて♪

 

 

なんて思っていたら

娘から孫シッターのヘルプSOS・・・

 

 

「あ、ママ、

タルト・タタン焼くって言ってたよね。

焼けた?

持ってきてくれる?」

 

「あ、はい・・・・」

 

 

 

というわけで一度取り出したタルト・タタンをもう一度フライパンに戻し、

そのまま

娘宅に持って行くというハメになりました(涙)

 

 

 

 

先日のオーロラはみなさまご覧になれました?

 

 

 

 

 

スマートフォンからこれだけの写真が撮れるようになったのも

時代の進歩ですね。