ドイツ デュッセルドルフのクッキングスクールから 

在独40年+α デュッセルドルフのクッキングスクールでドイツ人に調理の基礎を教えております

Beef Olive 肉巻きロール地中海風

 

この季節はゆっくりと煮込んだお料理が美味しくなります。

 

ドイツの肉巻きロールRinderrouladen は

     大抵の場合

ピクルスと生ハムとマスタードを牛肉でロール包にして煮込むものですが、

 

地中海に浮かぶ島マルタではひき肉とゆで卵を中身にします。

 

 

 

 

 

シチリア島でいただいたものにはレーズンが入っていました。

 

私が『地中海風』と呼んでいる肉巻きロールは

地中海沿岸のあちらこちらでいただいたものを足して割ったものですが、

婿や義弟、友人たちからリクエストされる一品となっています。

 

お肉屋さんから買ってきたRouladen-Fleisch

 

 

 

 

これをたたいて薄く伸ばします。

 

   良いお肉屋さんですと

ステーキにもなるモモの部分を薄く切ってくれますが、

パックに入っていたりスーパーの安売りですと

煮込み用のお肉を薄く切ったものだったりするので、

   この辺りは慎重に・・・

 

ちょっとお高めのお肉屋さんで入手しております。

 

  お肉屋さんの店先でなくても、

きちんとしたスーパーのお肉売り場にこういう平たい薄切りの牛肉があったら、

  この調理法で一度試されてみてください。

 

肉叩きがなければお鍋の底とかフライパンでも叩けます♪

 

     お肉の準備ができたら、

     フィリングを作ります。

 

今日は5枚ですので250gの合い挽き肉を用意しました。

 

    その合い挽き肉に

ケッパーを小さじ2杯ほど叩いたものを入れ、

パルメザンチーズを大さじ2杯ほど

そしてドライタイムを振ったら

     塩胡椒をします。

 

    そこに卵1個を割り入れて

パン粉適量とハンバーグのような硬さに練っておきましょう。

 

   このフィリングをお肉の上に広げ

 

 

 

両横を折ります。

 

 

 

 

そうしたら端からクルクルと丸めて俵のような形にし、

 

 

 

 

先端をヨウジで止めます。

 

 

 

 

ソースのためにはイタリアンの御三家

セロリと人参と玉ねぎを細かく切っておきます。

 

    これをフライパンで

オリーブオイルとゆっくりと炒めておきましょう。

 

ニンニクがお好きなら最初にゆっくりと火入れをして香りを出しておき、

 そこに御三家を入れてゆっくりと水分を飛ばします。

 

お肉はその間、キッチンに出しっぱなしでも大丈夫。

 

 

 

 

フライパンの中の御三家から水分が少なくなり

  お野菜の良い香りがしてきたら、

 

煮込み用のお鍋を火にかけてお肉の全体を焼きます。

 

 

 

お肉の全体の色が変わったら白ワインを注ぎ

 

 

 

 

フライパンのお野菜も入れます。

 

湯むきのトマトか缶詰のトマトを入れて

 

 

 

 

一度直火で沸かしたら150℃ほどに設定したオーブンで

  ゆっくりと火入れをしていきます。

 

お肉の質によって調理時間は様々で、

これまで45分から2時間!!

      と、

柔らかくなる時間にバリエーションがありました・・・

 

今日は途中に色々と用事があり途中の経過を見ることはできなかったのですが、

  1時間後にはナイフが必要でないくらい

   とっても柔らかくなっていました。

 

  このお料理にはパスタが合います。

 

 

 

    肉巻きロールが残ったら、

全体を小さくカットすればとっても美味しいパスタソースになります。

 

余談ですが。。。。

 

   『Rinderrouladen』

 

RとLとのコンビネーションのこのワードは

発音が難しい単語の一つだと思います。

 

ドイツ語は日本語よりラクになってしまったのですが、

      実は・・・・・

 

いまだにこの単語は『意識しながら』発音するワードなんです(汗)

 

ドイツ人の主人はフランクフルトの生まれのため、

ヘッセン州訛りのドイツ語を話します。

 

主人には

『S』の発音が難しいらしく『Z』が『S』に混じってしまいます・・

(本人は難しいとは思っていないらしいですが)

 

ですのでSushiも発音できませんし、

Satou 砂糖もダメ。

座頭一みたいになっちゃいます。

 

仕方がないですよね、それが母国語なのですから。