今年2020年のカレンダーは主婦にとっては都合が悪くできています。
25日26日と、2日間の祝日直後が日曜日。
日曜日はいつもどうり、全部クローズの日です。
その前の両日は祝日ですので、もちろんスーパーは開いていません・・・
おまけに24日は午前中のみのスーパーも多く、絶対に混むので
もうお買い物には行かないほうがいいような。
ということは、
4日分のお昼 お夕飯、要するに8回分のメニューを考えなくてはいけないし、
全てのお買い物も23日までには終えてなくてはいけないし・・・
という状況になった時、
応用の利く、作り置きをしております。
サラダ用のドレッシングは多めに作って瓶に入れておき、
人参のラペやコールスローのサラダは日持ちがいいのでそれも作り・・・
ジャガイモやビーツなどの根野菜は、
あらかじめオーブンで火を通しておきます。
ここまでしておけば、
あっという間に一品できます。
そして、もう一つ。
これさえあれば、
買ってきたチーズやパテ、デリ類を
ホームメード風にバリエーションできるというクリスマスシーズン最大の身方・・・
それが紫玉ねぎです♪
これはとっても簡単でとっても美味しく、
見た目も綺麗で保存もできるというとっても尽くめ。
冷凍もできるので、いかがでしょう?
まず
紫玉ねぎ3個を皮をむいて薄く切り、
大さじ3杯のオリーブオイルでゆっくりと炒めます。
透き通るくらいまで炒めたら、
お砂糖を大さじ3杯弱入れて、キャラメリゼします。
良い香りがたったら、黒のバルサミコを大さじ1杯、
赤ワインをコップに半分入れて煮立たせます。
そこにベーリーフを入れ、10分ほど煮詰めます。
もしあれば、バニラのサヤも1本一緒に。
煮詰まってきたら、塩胡椒で味を整え、
お好みでシナモンをおっかなびっくりほんの少量。
水分がまだ多ければ、水溶きのコーンスターチMondaminでとろみをつけるのも♪
これは昨年出版致しました、私どもの料理本にも掲載されているレシピです。
ドイツ語ではRote Zwiebelmarmelade
『紫玉ねぎのマーマレード』という調理名のこの西洋佃煮?は、
このままカナッペにもよし、
クリーム系とも仲が良く、
とても嬉しくなっちゃうのは、どんなチーズとも合うということ。
また、鴨肉やジビエ、
レバーソーセージやパテにも合います。
例えば、
主人が好きなのは、ゴルゴンゾーラ入りのパテにこの紫玉ねぎをのせたハンバーガー
↓
自宅でハンバーガーを作る時、
ホームメードのバンズはいつも4個焼き、2個は冷凍しておりますので、
「お!
Rote Zwiebelmarmelade作ってるの?
じゃあ、ゴルゴンゾーラ入りのハンバーガー、食べたいんだけど・・・」
と、いう主人の要望にもすぐ応えられます。
ちなみに、
4個分のバンズの分量はこちら
↓
強力粉 230g
全粒粉 もしくはそば粉等 50g
人肌のお湯 180ml
お砂糖 20g
ドライイースト 3g
塩 3g
バター20g
仕上げ用の卵とゴマ
で、
お湯にお砂糖を入れて溶かし、そこにドライイーストを入れて前発酵。
粉類にお塩をよく混ぜてそこに前発酵させたドライイースト水を入れ、こねて、
バターを入れてよくよくこねて、100回くらい叩きつけて2時間ほど一次発酵。
空気抜きして二次発酵。
もう一度膨らんだら、4等分して成形発酵。
溶き卵を塗ってゴマを振りかけて180度に温めておいたオーブンで20分・・
です。
クリスマスのお休みが4日間あるのですもの、
トライされてみてください♪
多分ご主人が大感激されると思います。
ドイツ語でのクッキングイベントの 方は、
オンラインで続行しております。
いろいろな機材が運び込まれ、
なんだかテレビ局のスタジオみたいになってきました。
いつになるのか未知数ですが、
日本語でのお教室の方は直接皆様とご一緒したく、
その日まで、
とっておきのメニューや裏技集を考えておきますね♪