11月11日の聖マルティンの日あたりから、
人の形をしたパンがパン屋さんの店先に並ぶドイツ。
場所によって
Weckmann
とか
Stutenkerl
もしくは
Piepenkerl
klausenmann
Buckmann......
等
呼び方が色々変わりますし、
パイプを持っていたり持っていなかったりとスタイルも色々あったりします。
子供連れでパン屋さんに行くと
必ずおねだりされるこの菓子パンですが、
家庭でも簡単にできます。
お天気が悪くて外にも遊びに行けない日や、
学校や幼稚園がお休みで
『つまらな〜い』
の大合唱が始まる時にお子様と一緒にいかがでしょう?
生地の材料としては
大きなもの一つ分、もしくは小さなものを3っつ分くらいで・・
小麦粉 250g
ドライイースト3g
牛乳125ml
お砂糖 35g
卵 1個
室温のバター 35g
お塩 少々
です。
飾りに
レーズンやチョコレート
をご用意ください。
生地は前の晩にでも作って
冷暗所もしくは冷蔵庫でゆっくり休ませておきましょう♪
生地の作り方は・・・
あたためた牛乳に計ったお砂糖から小さじ半分を溶かし、
そこにイーストを振り入れて前発酵させておきます。
粉にお塩と残りのお砂糖をよく混ぜておき、
そこに前発酵したイースト入り牛乳を入れ、
溶き卵の半分をいれ、バターを入れたら
ハンドミキサーか手でよくこねます。
入れ物に入れてふたをしておやすみなさい・・・
翌日お子様と形を作ります。
大きなもの一つではなくて、お子様の人数分が必要ならば、
ここでお分けください。
形を作ったらラップ等を被せて
1倍半ほどになるまで休ませます。
暖かいお家の中でしたら
45分ほどでしょうか・・・
成形発酵が終えたら
残しておいた溶き卵の半分をはけで上部全体に塗り、
レーズンで目やボタンをつけます。
シュトーレンの残りのアーモンドダイスがまだあったので、
今回はそれで鼻や口をつけました♪
孫が作った今回のStutenkerlは左足が短いですが、
それもまたまたご愛嬌。
これをコンベクションオーブンなら160度で
20分前後焼きます。
オーブンから出てきた時に孫が
「あ。
おじいちゃまのお腹みたいだ。
ぽんぽこぽんにふくれてる」
笑
粗熱が取れたら
溶かしたチョコレートでズボンをはかせてあげました。
もう第3アドヴェント。
自宅では
買ってきたフレッシュのもみの木は24日の本番までテラスにおいておき、
聖夜の当日の朝に家の中に入れ
昼間に家族総出で飾るのですが、
今年は日本からのお客様もあったので
もみの木はすでに家の中に入れて飾りました。
みなさまどうぞワクワクとしたクリスマス時期をお過ごしくださいませ。