ドイツ デュッセルドルフのクッキングスクールから 

在独40年+α デュッセルドルフのクッキングスクールでドイツ人に調理の基礎を教えております

ホワイトソースを使わないジャガイモのグラタン



 

ホックホクのジャガイモのグラタン♪

 

ドイツ語ではKartoffelgratin カルトーフェルグラタン

フランス語ではGratin Dauphinois グラタン ドフィノワ

 

ジャガイモのコロッケに続いて

みなさま大好きなジャガイモのお料理だと思います。

 

でも

これって面倒。。。

なぜってホワイトソースとか作るんでしょ?

 

となる前に、

もしクリームチーズ系のものが冷蔵庫に残っていたら

トライしてみませんか?

 

クリームチーズはチーズケーキを作るために買った残りでも

また朝食用の残りでもOK

 

 

夏休みで遊びに来ていた孫が大好きなハーブ入りのクリームチーズが残っているので、

今日はこれでジャガイモのグラタンを作りましょう♪

 

このくらい残っているクリームチーズをボウルに入れて

そこにこれまた残りの生クリームか牛乳を足して

全体でカップ1杯くらいにします。

 

 

そして

泡立て器で全体をシャカシャカと混ぜます。

 

 

 

これに

ナツメグを・・・・

 

パウダーで売っているナツメグは、

実は私にも『いらない香辛料』の一つ。

 

でもこうやってホールのナツメグを一回づつおろすと、

全く違う香りとなります。

 

 

この

『ナツメグおろし』はケース付きで、

ナツメグもしまえるのでとっても便利♪

 

 

 

東京下町の

調理器具屋さんが並ぶ合羽橋でもみたことがないので、

ドイツで買ってお帰りになるのもよろしいかと。

 

ナツメグと

お塩と白胡椒で調味したら、

これでソースの準備はおしまい。

 

今回のジャガイモは粗塩ジャガイモではなくて

生の、

vorwiegend Festkochend あまり煮崩れしない中間タイプのもの・・

 

日本でしたらメークインや男爵、スタールビー種でしょうか・・・

 

を使います。

 

 

 

 

皮を剥いて2〜3ミリくらいの厚さにカット。

 

これをバターをたっぷり塗った耐熱容器に

立たせるように並べていきます。

ここがポイント♪

 

 

 



並べたらここに作っておいたソースを上からかけ

 

 

 

おろしたチーズを上からかけて・・

 

 

180度のファンヒーターオーブンで45分ほど焼きます。

 

 

 

これにグリーンサラダを添えればランチに。

キリッと冷やした白ワインやロゼで夏のテラスのお夕食に。

 

ステーキやお魚のソテーのサイドとしても大活躍します♪

 

 

 

残り物のクリームチーズから作ったと思えないグラタン♪

どうぞお試しくださいませ。

 

次回の日本語でのお教室は9月9日となりました。

 

・ポークのソテー 玉ねぎとビールのソース

・本当の本物のジャーマンポテト

・ドイツの伝統的なおばあちゃまのリンゴのケーキ

 

を予定しております。

空席はあと2名さまのみです。

お申し込み、ご質問は日本語専用メール

frankpetzchen@gmail.com

までどうぞ。