ジャガイモ
ドイツ語では
Kartoffel
フランス語では
pomme de terre
意味は
『大地のりんご』
となりますが、
オーストリーのドイツ語でも
Erdäpfel
やはり
『大地のりんご』
となります。
ドイツ語といってもお隣オーストリー、
そして
スイスドイツ語とでは
かなり食品やお料理の単語も違ってきます。
この前の日本語でのお教室の際、
「マッシュにするのなら青い袋ですよね。
煮崩れないのは赤い袋?
それとも緑の袋??」
と
ご質問がありました。
確かに
種類によって
色分けされている袋もありますが、
実はそれはメーカーによっても違いますし、
文字のみの表記で
それが男爵系なのかなんなのか、
わからないジャガイモもあります。
市場ですとこんな感じ
↓
これですとわかりませんよね・・・
ドイツ語では
煮崩れしないタイプのものは
festkochend
マッシュやポタージュには
mehligkochend
もしくは
weichkochend
その中間のタイプが
vorwiegend festkochend
となります。
これって確かに覚えずらいと思います。
ですので
この方法でいかがでしょう?
ドイツの車
VW
そうフォルクスワーゲンのマーク
まず
それを思い浮かべてみてください。
ジャガイモは
かたい順番から
F festkochend サラダやカレー用
V vorwiegend festkochnd 中間タイプ
W weichkochend マッシュ用
で、
ローマ字の
W
は
逆さにすれば
(ほぼ)
M
ですので、
F V W ( M)
と覚えていただければ
もしかして少しはラクかしら・・・
と
一人勝手に思っております。
煮崩れないタイプ
festkochend
の
F
は、
ファミリーのF・・
とでも
こじ付けましょうか・・・?
多少の無理はお許しを。
日本語でのお教室は朝の9時半に
小さなキッチンスタジオに隣接する
カールスプラッツ市場でのお買い物から始め13時半ごろには終えますが、
ドイツ人へのお教室は平日は夜18時から22時までです。
つい先日、
15時すぎにオフィスから電話が入りました。
「今晩のピンチヒッターしてくれる?
今日の担当が交通事故で来れなくなった、今からこれを急に受けれるのはあなたしかいない」
と。
ルフトハンザ及びタイ航空のビジネスクラス&ファーストクラスの機内食を担当しているタイ人のシェフがタイ料理のみ教えにくるのですが、
今からそのお教室をキャンセルするには時間がなさすぎるという理由で
講師リストの中からその日はお休みの私に白羽の矢が当たりました。
え?!
「タイの野菜カットもできないし、タイ料理の専門的なことは全くわからない」
と断ったのですが、
今日のは基本のタイ料理だから大丈夫。
絶対できる
と言われ、
いろいろおだてられ・・
ともかく
とりあえず送ってもらったレシピを見たら
サテや各種ディップでしたので、
渋々納得・・・
というわけで、
疲れました。
でも
タイ航空で出しているレシピをゲット。
とても美味しいきゅうりのサラダや
ピーナッツソースは
確かにホンモノのお味がいたしました。