燃えてます、ドイツ
と・・・
主人(笑)
サッカーはドイツ人にとってとっても大切な国民のスポーツで、
最近、
調子が良くない試合が続いていた後のドイツチームの準々決勝への進出は、
やはりドイツ人の心からの願いだと思います。
今日の18時にキックオフで、
さあ、お夕飯は何にする?
ということで、
毎回おなじみ
『サッカー国際試合の時の自宅飯』
にすることにしました。
応援する国の対戦相手国のお料理を作って、それを応援しながら
その国を食べてしまおう♪
という、
超・アサハカな、まるで落語に出てくる長屋のおかみさんみたいな発想ですが、
これでサッカーに疎い私も応援参戦している気になるので不思議。
最初はフィッシュ&チップスにしようかしらんとも思ったのですが、
今日は私は直前に帰宅予定ですので、
フィッシュパイにしました。
これでしたら準備をしておけば、
帰宅後にオーブンに入れて、焼きめをつければ出来上がりですもの♪
あとはフレッシュなサラダをつければメインディッシュ一つで終わります。
『パイ』といってもイギリスのこのコテージパイは生地はなく、
上にマッシュポテトをのせて焼いたもの。
自宅では、
2019年の11月に残念ながら59歳の若さで亡くなったイギリスのシェフ Gary Rohdes氏が
ずーっと以前にBBC foodの料理番組で紹介していた作り方を
そのまま作っております。
これが彼の料理本
↓
ていねいに・
ていねいに・・・
彼の人柄を表すその料理に対する姿勢は素晴らしいもので、
イギリスではジェイミーオリバーがイタリア料理の導入により、
英国人の食生活を変えたとされていますが、
ジェイミーの登場以前に、
『万人の口には合わない』とされるイギリスの家庭料理をきちんと体系付け
新しい形でBBCで紹介していったのが、Gary Rhodes氏だと思います。
このお料理で必要なのはマッシュポテト
Gary Rohdes氏は、
マッシュポテトを作るためにジャガイモを茹でたお湯は捨てません。
レードル 穴杓子で湯だったジャガイモをお鍋から引き上げ、
お湯はそのままお鍋にとっておきます。
まず
茹でたてのジャガイモをていねいにマッシュし、お塩
そしてバターを入れて、木べらでよくよく混ぜます。
丁寧に、ていねいに・・・
粘りが出たら、
そこに牛乳ではなく、
そのお鍋に残った茹で汁でマッシュポテトを好みの硬さより少し硬めにのばしていき、
温めたクリームを入れて調整するというのが彼のやり方。
そして、
フィッシュパイに必要なホワイトソースも、
バターと小麦粉を炒めた後、まず牛乳でのばしますが、
硬めにのばして、
半分以上はこのジャガイモの湯で汁でのばします。
そうすると、
大地の香りがするホワイトソースに。
玉ねぎ人参セロリという三種の神器を加えた作ったホワイトソースに
海のものを。
小エビ
サーモン
タラ・・
そして
スモークしたお魚は欠かせません。
なければスモークしたベーコンでも。
冷凍のグリーンピースは直接入れて
よくかき混ぜ
ちょっとだけ味見♪
もうこの時点で
大地に抱かれた海のものの味がしてきます。
ついでに冷凍庫に残っていたほうれん草を飛び込ませたら
耐熱容器に入れ
上にマッシュポテトを均しておしまい♪
あとはオーブンに入れるまでに完成しました。
そうしたら主人がこんなものを持って登場・・・
なので、
一緒に写真を撮りました (笑)
「わはははは
ほらね、
ドイツの方が上だぞ
イギリスは下ね」
と、
有頂天の主人。
さあて・・・
どうなることやら・・・・
この試合は18時キックオフで
ドイツ国営放送第一チャンネルのARDで実況放送です。
*追記
2:0 でイギリスにドイツは負けました。
見た目は・・・・・・ですが・・・・・
でもとてもおいしかったイギリス家庭料理とともに観戦しました。
オーブンから出したところの写真は撮り忘れ
お皿の上のみです。
「おいしかったから負けたのさ」
と主人・・・
ふ〜ん・・