秋も深くなってくると、
煮込みものを食べたくなるのは日本もドイツも同じだと思います。
ドイツの食べ物といえば・・・・・
ソーセージにザウアークラウトというのが日本では全国区で有名かもしれません。
発酵食品が見直されている中、
日本でもご自分でザウアークラウトをお作りになっていらっしゃる方も多いみたいです。
ドイツでは樽のようなもので大量に漬けます。
瓶詰めや真空パックでも売っていますが、
やはり樽から出したてのを買ってくるのが一番。
これはお肉屋さんで売っています。
今日はカッセラーという燻製肉も買ってきました。
ドイツの家庭では、お肉とザウアークラウトと同じ量を買うのが一般的です。
カッセラーというのはポークの燻製肉のことで、
部位によって色々呼び名も変わります。
Kasselernacken
Kasselerbauch
等々・・・・
ソーセージはミンチ肉との混ぜ物を腸詰にして燻製したものが代表ですが、
カッセラーは生のお肉を燻製にしたものなんです。
このお肉とザウアークラウトの煮込みはとってもカンタン♪
まずザウアークラウトは洗います。
ザウアークラウトをそのまま煮ると、とってもとっても酸っぱくなるので
さっと洗っておきましょう。
洗ったザウアークラウトをお鍋に入れて、そこにこの燻製肉をのせて・・・
ひたひたにお水を入れてベイリーフと共に煮込みます。
圧力鍋があれば、このお料理の時はとっても便利♪
蓋をして20分くらいで出来上がります。
私はザウアークラウトを煮るときは
片手に半分ほどのレーズンを一緒に入れて煮込んでいます。
そうすると酸味がまろやかになり、
味も深くなります。
お肉を取り出したらザウアークラウトを味見しましょう。
お肉に塩分があるので、お塩を足す必要はあまりないかもしれません。
だけれど、水分びちゃびちゃが嫌な方は、
水溶きコーンスターチでとろみをつけると美味しいです。
このお料理、
普通はマッシュポテトがつきものですが、
今日は菊芋があるのでそれをマッシュにします。
これが菊芋
↓
植物繊維が豊富です。
ドイツの菊芋は皮をとったら
薄くスライスしたりジュリエンヌに切ってドレッシングと和えると
そのままサラダにもなります。
マッシュにする場合はヒタヒタの牛乳と煮ましょう。
ジャガイモと一緒に茹でても美味しいです。
ゆだったらマッシャーでつぶし
バターとお塩で調味するのはマッシュポテトとおんなじ。
ザウアークラウトとカッセラーの煮込みとマッシュには
マスタードを添えていただくのがドイツ流です。
マスタードはもちろん
Made in デュッセルドルフ♪
この入れ物は中身がなくなっても破棄しないでくださいね。
カールスプラッツ市場の香辛料屋さんで、中身のマスタードだけ買えます。
ご興味のある方はこちらの方もご参照くださいませ。
↓
https://dusseldorf.hatenablog.com/entry/2019/05/13/211400