ドイツ デュッセルドルフのクッキングスクールから 

在独40年+α デュッセルドルフのクッキングスクールでドイツ人に調理の基礎を教えております

おもてなしテーブルコーディネートのお話

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夏。

 

コロナ禍でいろいろあった2020年ですが、

なんとなく生活が一歩一歩普段に戻りつつあるような気がします。

 

自宅でも、再びお客さまをお招きするようになりました。

 

でも、

再びロックダウンとなった地域もあることですし、

『大皿からお好きなだけ』というラフなスタイルは、

まだできるだけ慎むようにしております。

 

こういう時に便利なのが小皿たち。

 

少しづつでしたら

ご遠慮されることもないですし。

 

私と主人、そしてもうひと組でしたら、

全て二つずつ用意いたします。

 

 

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この時期は、

お庭でお食事を召し上がっていただくことが多いのですが、

ここはドイツ。

 

毎日『晴!』とは限りません。

 

ですので、

週末にお客さまがいらっしゃるとなるその週は、

天気予報とにらめっこになります。

 

例えば『突風の可能性および雨まじりの予報』が出た週末は、

お庭でグリルではなく、

イタリアンでもフレンチでもタパスでも和食でもなく、

東南アジアの方向にいたしました。

 

これならグリーンを主体にしたデーブルコーディネートで、

鬱陶しい曇り空でもおうちの中だけすっきりできますもの。

 

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お花はあえて飾らず、

摘み取ったばかりのサラダの葉っぱやハーブをカゴに入れ・・

 

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主役になってもらいます。

 

このカゴ、

いただき物のスィーツが入っていたのですが、

こういう入れ物は破棄せずに、きれいに洗ってとっておきます。

 

カゴの蓋の方にはベトナム北部の揚げ春巻きを入れて・・

 

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これも複数形で用意。

テーブルの向こう側とこちら側にセットいたしました。

 

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沖縄の方にはお叱りを受けるかもしれませんが、

シーサーにも一役かっていただきました。

 

こういう小物たちが、

スモールトーク、特に外国のお客様に大変役に立ちます。

 

主人には

「なにこれ?

これ、この前もらったお茶だかお菓子が入ってた入れ物じゃん?

なんでとっとくの?

捨てちゃいな」

とか言われる入れ物ですが、

ほうら。。

 

ゴミ削減

エコのテーブルコーディネートでございます♪