孫の入学式だとか娘のお手伝いだとか・・
色々と忙しい週が続き、あっと思ったら8月も終わりになってしまいました。
娘家族が住むハンブルグも、もうすっかり秋。
近くのエルベ川沿いを孫と木苺を摘みながら
「これで『たろとなーちゃん』の絵本みたいにケーキを焼こうね」
なんて言っていましたが、
結局は摘んだそばから口に入り、ケーキまでにはなりませんでした♪
娘の家から自宅に戻ってカレンダーをみると、
そうでした・・・
すっかり忘れていた2日連続のお客様(汗)
金曜日は『パパ友』のワイン会の例会が拙宅であり、
翌日の土曜には主人の仕事関係の方を
奥様とご一緒に自宅でご接待という・・・
私にも奥様にも、初対面のご接待となります(汗)
で。
こういう時に大事なのが、
主人からできるだけ、知っている限りの情報を入れてもらうこと。
情報は:
・フランスに別荘がある
・奥様は醤油が苦手。アジアの料理をお好きでない(らしい)
・クラシックなレストランが好き
・かなりのフランス通
ということで、
スモールトークの中でも会話を弾ますため、フレンチのお料理にしました。
最初のウェルカムのシャンパンは
キッチンと普段用ダイニングの間に、大工さん?内装屋さん?に作ってもらった
キッチンアイランド風テーブルで
↓
徹底した『スモールトーク用の会話中心』
そして『見た目重視』(笑)
パリのビストロ風に赤と白のクロスをかけ、
白の上品なリネンを重ねがけ。
ワンスプーンのアミューズは
前日の『パパ友』ワイン会のために焼いた、アルザスの玉ねぎとチーズがたっぷりのキッシュに
オリーブとレモンでマリネしたミニアーティチョークを合わせたものにしました。
↓
前日のワイン会のために天パンに一枚大きく焼いた玉ねぎのキッシュ。
チーズがたっぷり入っています♪
↓
『パパ友』4人で2/3はなくなり・・
これを小さく四角に切ってワンスプーンにのせました。
ウェルカムのアミューズのワンスプーン。
これがあると、
『おうちでおもてなし』も、ちょっとワンランク上がったようになります♪
でも
その時に気をつけているのが、
スプーンの持ち手の向きです。
存じ上げない方々ですので、もしかしたら左利きの方かもしれないと思う場合、
スプーンは互い違いにセットします。
そうすれば、右からでも左からでもとっていただけますもの。
また、お客様と向かい合って立つこととなるので、
このほうが左右からお互いに取りやすくなります。
2杯目のシャンパンを注いだところで、
そのグラスごと庭側のダイニングに移動していただきました。
その時のテーブルコーディネートはこれ
↓
9月も中旬ごろからは、
枯葉や栗を拾いに行き、テーブルに散らしたりして秋の雰囲気を出しますが、
今はまだ8月。
でも秋の足音が聞こえているのでカラーは茶系。
そして肩が張らないように、すっきりと
自然な感じのテーブルコーディネートにしました、
お花は
野原にこの時期に生えているカモミールと、麦の穂のような雑草をチョイス。
そのままガラスのテーブルの上においてもよかったのですが、
自然な感じを出したかったので、木のボードの上にのせました。
ボードは
その昔、ノルマンディーの市場で買ったものです。
布のナフキンは大量に集めていて、
その季節や、お料理のテーブルコーディネートに合わせて変えています。
使った後、
洗ってアイロンをかけてしまうのですが、
出番の前にもう一度、糊を効かせたスプレーでアイロンをします。
帽子のように折りたたんで高く高くすることもありますが、
この日は野原のお花を低く飾ったので、
それを邪魔することがないように低めにセット。
お教室では三角の帽子状にセットしておりますが、
自宅では、最近はこの巻物状のセットが多いような気がします。
低いほうが落ち着くような気もして・・
お客様用の銀のカトラリーも、磨いておきましょう。
グラス類も普段使いでないものですので、
前日にもう一度手で洗い、グラス用のクロスで拭いておきます。
亡き母が
「おばあちゃまはビールのグラスはお塩で磨いていたわよ」
とか申しておりましたが・・・・さて。
お塩で磨く?
ってどういうことなのでしょう??
生きている間に聞いておけばよかったと、とても反省しております(涙)
テーブルのお花ですが、
お花屋さんから買ってきたものでなくても大丈夫。
例えばお庭にミントが生えていたら、それを小さな花瓶にさしても。
↓
この時期には蔦、
アイビーをテーブルにそのまま横においても
とてもステキなデコレーションとなります。