お弁当の隙間に、
そしてお料理の色どりに。
とっても便利なブロッコリー。
ブロッコリーは
ケールがおじいさまとなるアブラナ科のお野菜で、
今が旬。
霜にあたるとおいしくなる芽キャベツやケールと同じで、
寒さの方が好きなお野菜です。
茎の部分もピーラーで皮をむけば、
とってもおいしく食べられます。
花蕾の部分は中の旨味が逃げないように大きめに切り、
茎の部分と一緒に塩水で4〜5分程度茹でて、
ザルにあげて冷ましますが、
ここで冷水を使うと水っぽくなる。。。
でも、冷水を使わずに冷ますと
後から色が変わってしまって。。
あんなにきれいなグリーンだったのに。。。
という時、
一つ方法があります。
茹で上がったら流水もしくは冷水でさっと冷まし、
茹でたお鍋のお湯を捨て、
そこにお塩を。
その時にお鍋の中にまだ少しだけ茹で汁が残っていても大丈夫。
お鍋を、
きれいに洗って拭く必要はありません。
そこに茎の部分を入れて手でもむと、
茎はもっとグリーンに変色します。
このまま一口ご試食をどうぞ♪
茎は大抵、『主婦の片付け役』の部分ですが、
あらあら不思議。
取り合いの部分に変身します。
そのお塩が溶けた中に上の部分も入れて。
そのまま置いておけば、
マヨネーズをかけなくてもいただけるお弁当の『脇役』となります。
お塩の量は総重量の0.8%というのがシェフの科学ですが、
あまり気になさらずに。
こちらの
『冷凍物』や、『パックもの』を使わない
レストランでは、
茹で上げた、もしくは蒸したブロッコリーを急激に冷まし、
それを、
その総重量の0.08%のお塩を溶かした冷水の中に数分浸けて水揚げしておきます。
これが下準備となります。
でも、
そんなこと言っているといやんなっちゃうので、
茹でた後の空の、
まだ濡れたお鍋の中に入れるお塩は、
3本の指先につかんでパラパラという
感覚で。
最初に茎を試食した時、
おいしい!と思うくらいの塩加減が適量です。
塩加減は昔から日本では
『塩梅』
というくらいですから。
「日本はマヨネーズの文化だね」
と、ドイツ人夫が申しますが、
確かにそうかも。
こうして茹で上げたブロッコリー。
マヨネーズはほんのちょっとで済むかもしれません。
そういう主人は
日本のマヨネーズ、
大好きです。
フライドポテト1本で
大さじ1杯くらいすくって食べちゃうくらい大好き。
あのう。。。。。
老々介護にはなりたくないのですけれど。。。
私、体重100キロ以上ある主人を抱えて車椅子には乗せられませんし。