フライドポテト!!
高カロリーなのはわかっていても
どうしてもたまに食べたくなります。
ドイツのお馴染みソウルフード
Currywurst クリーヴルスト
元々はパンが付いていたそうですが、
マヨネーズがまとわりついたフライドポテトに
カレーソースをちょんちょんとつけていただくのが
やはり正統派だと思います(笑)
ドイツのスーパーの冷凍コーナーには
色々な種類の
フライドポテトが売られています。
太いの
細いの
長いの・・・
細いのはパリジェンヌ
太いのはBBQとかいうそうで、
なんか納得の命名のような気がします。
スペインレストランで出てくるフライドポテトの兄弟分
Patatas Bravas
は案外簡単で、
皮のまま荒塩の上にのせて
ケーキとかローストを焼くときに一緒に
オーブンに入れて
柔らかくなるまで火を通しておいたジャガイモを冷ましたら
スパっスパッとカットして揚げるだけ。
荒塩はガラスや陶器の器に入れれば
何十年も保ちます。
我が家のジャガイモ用粗塩はもう25年選手で
以前はこんなに白かったですが、
今ではこういう色になりました。
もちろん
ジャガイモは茹でたものでも同じようにできますが、
荒塩の上で火入れをすると
浸透圧の理論でジャガイモの水分が抜け、
ほっくりとしたジャガイモ本来の味になります♪
フライドポテトですが、
カリッとさせるのがキメテ♪
茹でるなり、
荒塩の上で火入れしたりして下準備したジャガイモを切ったら・・・・
そこに
Kartoffelmehl 片栗粉
と
セモリナ粉を混ぜたものに表面をまぶして揚げると
外はカリッカリ
中はほっくりのフライドポテトとなります。
セモリナ粉はこちら
↓
手打ちパスタにも使うのが一般的ですが、
ズッキーニやお魚類を揚げると
セモリナ粉は吸油率が小麦粉より低いので
カリッ
サクッとした仕上がりに♪
そういえば
お魚の揚げ物といえば・・
一つ思い出しました。
フライドポテトのルーツは
フランスでもなく
オランダでもなく・・・・・
どうもベルギーらしいです。
昔々
ベルギーで川魚をとって、
それをフライにして食べていた地域に寒波が襲い、
川が凍って釣りができなくなりました。
その時、
納屋に転がっていたジャガイモを、
細長く、小魚の形に切って揚げてみたところ、
大変美味しく、
あっという間に広まったそうです。
そういえば、
1980年の初め頃でしたでしょうか。
ベルギーの
アデンヌ地方の中華料理屋さんでのことでした。
そこでお料理を頼んだら
『ご飯にしますか?フライドポテトにしますか?』
と聞かれたことがあります。
興味津々で、
ご飯と
フライドポテトの両方を頼みましたが、
そのフライドポテトのおいしかったこと!
チャイニーズとフライドポテトのコラボは
驚きの発見でした。
これからクリスマスの間に出回るアマリリス。
フローリストの若い友人から教わった方法で
我が家はアマリリスを
てるてる坊主のように
『吊るし飾り』
にしております。
アマリリスの茎は空洞なので
そこにお水を入れて吊るすというこの方法ですと
茎が柔らかくなって溶けたりせず
最後まで綺麗に咲いてくれます。
機会がありましたらどうぞ
お試しになってみてくださいね♪