新しくレシピを開発したり、ドイツ語でそれを書いたり、
クッキングスクールで料理をお教えするのは私の仕事ですが、
毎日自宅で料理をきちんしているかと聞かれれば、
答えは実は NO...
時間的なこともありますし、日本並みの暑さが続くと、
さっと作る家庭のおばんざいが多くなります。
例えば我が家の冷蔵庫に常備しているのがこれ♪
↓
フランスの濃厚な発酵クリーム
クレームフレッシュのハーブ入りです。
中身はこんな感じ
↓
これが一つあると何かと便利で
例えば・・・
サーブする深めのお皿に紫玉ねぎかエシャロットを刻んで入れ
そこにゆでたブロッコリーを熱いまま入れます。
ブロッコリーは少々きつめのお塩を入れた熱湯でさっと茹でましょう。
茹だったあと冷水で色止めをされる方がいらっしゃいますが、
そうするとブロッコリーの旨みが小さな房の間から逃げてしまうので、
そのまま穴杓子でお湯から引き出すか、
ザルにあけてそのまま冷ますのがブロッコリーを一番美味しくいただく方法です。
塩気が強めのお湯で茹でれば、冷めても変色しません。
あら?
っと思われるくらい、ブロッコリー本来のお味がわかると思います♪
お湯から出したての茹でたてブロッコリーは熱いので、
玉ねぎ類が生でも、ブロッコリーの余熱で蒸されて大丈夫。
しばらく置いておいて粗熱が冷めたら、
クレームフレッシュのハーブ入りを適量混ぜてお料理は完了です。
もしクリームが硬いようならばお水で調整されてみてください。
このサラダ、
このままバケットといただいても美味しいですが、
ステーキ用のお肉が残っていたので、
それをさっと焼いてブロッコリーのサラダと一緒にお昼にしました。
調理時間は
ステーキを焼く時間も含めて全部で15分だったでしょうか・・・
スーパーから寄付された廃棄食材を選定し、
まだ食用可能なものを
難民や生活保護の方々にお配りするボランティアを1週間に一度しております。
そこでお配りできないのが日付が2日過ぎた生乳。
これらはボランティア先でも下水に流し破棄となります。
あまりに勿体無いので貰い受け、
色々失敗を繰り返したのちに
モッツアレラチーズを作ることに成功しました。
必要なものは
お酢とお鍋とザルと温度計とガーゼのみ。
慣れれば案外あっという間にできますし、
牛乳本来の味がしてとてもとても美味しいので
もしかしたら次回の日本語のお教室でやっても楽しいかしら・・
なんてドイツ人オットにポロッと漏らしたら、
「でもこれをプログラムに組んだら君のボスが絶対
『何やってんの? 路線からはずれないでね』
って言うぞ」
と、ストップされました(笑)
手作りのモッツアレラは小さくちぎってグラスに入れ、
完熟のトマトは食べやすく切り、
そこに庭のバジルとイタリアンパセリで作ったソースヴェルデをたらっと・・
我が家ではとってもお気に入りの一品となっています。