ドイツ デュッセルドルフのクッキングスクールから 

在独40年+α デュッセルドルフのクッキングスクールでドイツ人に調理の基礎を教えております

Blätterteig パイ生地のお話 その2

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以前ご紹介した冷凍パイ生地↓

 

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冷凍庫に一つ入れておけば、

いざという時のお助けとなります。

 

例えばドイツでは、

12月24日の午後から25日、26日とスーパーは完全クローズですので、

冷凍パイ生地があれば大きなお買い物もせず、

クリスマスを食料難民にならずに過ごせます♪

 

 

例えばこの一皿ですと:

生地を解凍。

少しだけのばして、

そこに冷蔵庫に残ったゴルゴンゾーラのチーズをナイフで均等にぬり、

これまた残りのスモークサーモンをのせて、

折りたたんで溶き卵をハケで塗ってオーブンで焼いただけ。

 

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あとは冷やしたシャンパンがあれば、

それだけでステキなクリスマスとなります。

 

このパイ包み。

別にゴルゴンゾーラでなくても、

冷蔵庫に残ったクリームチーズとかをぬったり、

一枚だけ残ったチーズ、

もしかして

サラミとか、

生ハムとかが残っていたら、少し小さく切って。。。

ほうれん草やブロッコリーでもおいしくできます♪

 

コツは何もありません。

あるとしたら、

パイ生地を折りたたんだ時に、上下がきちんとつくように、

『まわりにクリーム類をぬらない事』くらいでしょうか。

 

 

日本では祝日でも日曜日でも関係なく、

スーパーもデパートも開いていますが、

ドイツでは完全にクローズです。

 

ということは、

丸二日と半日!!

完全クローズ!!

 

ケバブ屋さんとかテイクアウトのピザ屋さん等を覗いて、

いわゆる『レストラン』もほぼクローズ。。

 

まさに昔の日本のお正月のような

『元旦はすべてお休み』状態が24日の午後から続きます。

 

お買い物リストを作るだけでゾッとしますが、

頑張りすぎると疲れてしまうので、

あるものをステキに変身させてしまいましょう♪

一年中、夫のため、子供のため、家族のために心を尽くしているのですもの。

せっかくのドイツご駐在中のクリスマス。

主婦だって、楽しむ権利はあるのです。

 

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ライトダウンしてキャンドルを灯し、

とっておきのカトラリーを出して。

 

クリスマス後に

すぐに始まる年越しとお節の準備なんて、

考えない...

考えない.............