
毎年この時期になると
ドイツ関係のソーシャルメディアで目につく話題があります。
それは
『シュトーレン』
か
『シュトレン』
か論争。
母が遺したNHKの
『きょうの料理』
昭和63年のテキストでは
『シュトーレン』
と記載されています。

日本ではNHKで使われる言葉が標準語の基本とされているそうですので、
このテキストから
『シュトーレン』という名目の
ドイツ菓子が出たのではないでしょうか。

最近の日本では
『シュトーレン』
と
『シュトレン』
と
二つの呼び名があるようです。
少しだけドイツ語を理解される方が
「シュトーレンというと盗んだという意味の単語に近いから、
それで注文すると警察を呼ばれる」
なんておっしゃっていました。
真偽の程というか
状況を把握した常識的範囲の理解度は別にして.......
確かにドイツ人は
『シュトーーーーーーレン』
とは発音しません。
でも
日本人がシュトレンをカタカナ読みするときに
『ト』にアクセントをつけてしまう
Schutolen
にもなりません。
「DresdenのStollen」
といっても、
その『ドレスデン』という発音さえ、
ドレスデンのジモティは『Dolesuden』
とは発音しません。

ですので
この時期にあるこのテーマ、
そろそろ終わりにしませんか?
だってそんなこと言ったら、
じゃあ
Wurstは?
Kölnは?
リュックサックはドイツ語から来ていますが、
なんでリュックザックって言わないの?
となります。
『マクドナルド』
をドイツ人にもわかるように発音できる方は
日本在住の
日本語オンリー専科の方に何人いらっしゃるでしょう・・・・
とも言いたくなります。
フランスの田舎のパン屋さんでは
『クロワッサン』
とか
『バケット』
はまず通じませんが、
このことで茶々を入れないフランス語話者の方々は素晴らしいと思っていますし、
NHKのアナウンサーが発音する日本語での知名表記
ロスアンジェルス
ワシントン
も、
こちらの方には通じませんが、
そんなこと、
英語話者の方々はどなたも話題にされません。
ドイツ人には私たちの日本語のサ行の発音が難しいので
例えば
『押し寿司』
とか
『味噌汁』
を日本人のように発音できる方は
一般的に少ないと思います。
なので、
日本では日本語としての
『シュトーレン』
でも
『シュトレン』
でもよしとしましょうよ。
ドイツに居住されているドイツ語話者の方は別として、
日本語の表現としては
両方OKでいかがでしょうか。
ナンデモアリの日本ですもの。
『タラコスパゲッティ』
という
マルコポーロもびっくりの発明をした食文化の国ですもの。
美味しければそれでよし。
その方針でいきたいと思います。
今年は少なめでも18本を焼きましたStollen.....

仕事と雑用に追われ
いつもより1週間遅く焼き初めましたので
今週からお配りが始まります。
幸せな笑顔につながりますように。
