2020年
新型コロナウィルスCovit-19で振り回された一年でした。
感染者数の変動により、
度々変わるドイツ政府の指示・・・
何回も何回も政府や当局からの変更があり、
それにより何回も何回も・・・
ほぼ毎日のように、
娘の結婚式の予定も、お支度も変わりました。
結婚そのものを来年に引き延ばそうかという案もありましたが、
司祭は婿のお母様の洗礼式、
ご両親の結婚式等もされた方で、もうすぐ90歳。
そんなこんなの理由もあり、
ともかく市役所での入籍と
教会での祝福のミサは予定どうりの日程でいたしました。
その後。。。。
ホテルレストランを借り切っておりましたが、
それはもうすでに秋にキャンセル。
第二案は自宅でのパーティーでしたが、
『2家族5人まで』
『ビジネス以外のホテル宿泊は禁止』
というドイツ政府の方針により、
自宅でのお祝いもキャンセル。
それで・・・・
新郎新婦と家族のみの、
『アイランドホッピング』結婚の日となりました。
教会でのミサの後、
婿と娘は婿の家へ。
そこでウェデイングケーキにナイフを入れ、ティータイム。
その後、
婿の兄弟が運転する車で我が家へ移動。
拙宅でシャンパンでお祝い・・・
フランスの牡蠣を山ほど入手し、
主人がそれを次から次へと開けるというディナーとなりました。
ウェディングケーキは、あちらのお母様のお手製。
二段重ねだったそうですが、
上の一段目はあちらでいただき、
二段目が新郎新婦とともに我が家にきました。
そのケーキは、
なんの変哲も無い普通のスポンジケーキを数層に切り、ジャムを塗って重ね、
そしてバタークリームでお化粧。
でも、
全部いただくことのできる、
とても素晴らしいウェデイングケーキとなりました。
あちらのお母様はフローリストなので、
マジパンで作ったバラではなく、本物のバラがケーキの上で、
二人の新しい門出をお祝いしていました。
そのフローリストのお母様が、
お庭のユーカリやアイビー、そして白いバラでお父様の車を飾り、
それに新郎新婦が乗ってそれぞれの家を移動という日でしたが、
こういう形の結婚式もありかしら・・
と、
思った1日でした。