ドイツ デュッセルドルフのクッキングスクールから 

在独40年+α デュッセルドルフの大手料理教室で講師をしております

クリスマス飾りのお話

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我が家のクリスマスは毎年『赤』がテーマ。

 

でも今年は娘の結婚式があったので、

ホワイトとしました。

 

どんよりとしたドイツの気候に、

ホワイトもあっているような気がします。

 

それも冷たい白ではなく、

ちょっと温かみのあるオフホワイト・・・

 

といいつつ、

すべてを揃え直すののはあまりにも勿体無い。

 

なので、

 

 

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オフホワイトの木のテーブルの上に

手持ちのフェルトのランチョンマットを敷き、

毎年クリスマスツリーに下げていた赤のオーナメントをテーブルに置いたら、

軽やかなイメージのクリスマスカラーのテーブルとなりました。

 

 

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お客様の時には『舞台裏』となるキッチン横のダイニングですが、

今年はコロナの影響で、孫たちも来れないことになりましたし、

 

大きなテーブルは必要がないので、

こちらの奥の方でゆっくりと過ごします。

 

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なので、庭側の大きな方のテーブルは、

クリスマスプレゼントの準備台となりました(笑)

 

 

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ごっちゃごちゃで目も当てられません・・・・

 

クリスマスまでまだ2週間ほどありますが、

自宅では12月25日、第1クリスマス祝日の準備が始まりました。

 

拙宅は毎年25日にグースをいただきます。

 

そのためのソース用のフォンは、前もって作って冷蔵、

もしくは冷凍しております。

 

『クリスマスの準備』とはそのことで、

第3アドヴェントにグースのレッグ、もしくは小型のグースを焼きいただき、

 

そのあと残った骨をよく洗い、大きな鍋で赤ワインと香味野菜とハーブ類と

ゆっくり煮詰めてフォンをとります。

 

香味野菜で欠かせないのがポワローネギ

日本の長ネギに似たお野菜です。

 

 

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このネギをブツブツと切って入れるほか、

外側をくるくるっと数枚取り、

お鍋の中に上面をかぶせるようにすると

落とし蓋の代わりになります。

 

 

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そして、表面の乾燥をも防ぐことができます。

 

欧州でのお野菜の基礎とか西洋煮込み料理の基本のテクニックとか、

みなさまとご一緒したいことは山ほどあるのですが、

なかなかお教室が開けず・・・

 

2021年は普通の年でありますように。