外国に住んでいると
おそらく日本よりホームパーティーの機会が多くなると思います。
アイデアに困った時、
みなさまはどうなさっていらっしゃるでしょうか。
6人くらいまでなら和食もできますが、
さすがに10人を超えると一人では無理。
主婦はシェフの上に
お買い物もお片付けも
食器やカトラリーを整えたり
お花の準備
そして家中のデコレーションetcも
お客様一人一人とのトークも
全てしなければいけません。
そんな時
便利なのが
小さなグラスでサーブする
このやり方だと思っています。
WECKのグラスや豆皿を駆使して
銘々に分けてテーブルの上にセッテイングしておけば
お客様の
わ〜
っと言った驚きもあり、
おまけに後片付けも簡単で。
それより何より
お客様に好きなものを手に取っていただけますし、
お料理の入ったグラスとワイングラスを持ちながら
場所の移動もできるので
みなさまのお話も弾みます♪
ということは・・・・
主婦の手間も省けます(笑)
今回は主人のお誕生日の後祝いのパーティーで
親しい友人夫婦8組16人
私たちを含めて18人となりました。
いろいろ考えた末、
主人の人生を小さなグラスに詰めることに。
主人の生まれはフランクフルトですので
フランクフルトの名物Grünesauce グリーンソースに
ローストビーフ
グリーンソースにはゆで卵がお決まりなのですが、
ニワトリの卵ではグラスに大きすぎるので
うずらの卵を添えました。
大学はミュンヘンでしたので
バイエルンのチーズスプレッド オバツダを
ラディッシュと共に豆皿で。
ただし
全部作っていたら大変ですので
オバツダは市販のものを使用いたしました。
義母の出身地
ドレスデンの家でのクリスマスイブは
『ニシンとビーツとりんごのサラダ』
なので
それも登場。
その向こうは
主人が頻繁に仕事で行ったウィーンの名物
シュニッツエルのミニ版と
ウィーン風ポテトサラダのコンビ♪
etc・・・・・・・
何も全て作ることはありません。
いくらだってデリ類が買えるのだもの。
パッケージから出して
きれいに飾れば
あっという間に華やかなパーティーが演出できます。
温かいものは1品、
ハンガリーのグーラーシュスープを作っておきました。
シチューのようなスープ類は
数日前に用意できますし、
2〜3日経った方が
もっと味が染みておいしくなるという優れもの。
写真だけご覧になると
びっくり驚かれるかと思いますが、
全て前日までに用意できるものばかりですので
当日は美容院に行き
注文したパンをテイクアウトしたら
その後お花屋さん経由で帰って
好きな音楽をかけながらグラスに入れて・・・
と、
ゆったりとした気持ちで
夕方を迎えることができます♪
お花屋さんですが、
テーブルセッテイングで使いたい花器があったら
それを持って行ってお花を注文すると
花器にあうお花をデザインしてくれるので
家に帰ってから慌てることなく助かっています。
フランクフルトに
私を「お母さん」
と慕ってくれる
フローリストの女の子がいます。
ドイツでお花の勉強をしたくて、
でも
お家からの仕送りではなく
自分でバイトをしながらマイスター国家資格まで取った頑張り屋さん。
色々とお花のことを教えてくれるので、
最近はお花の知識が随分と増えました。
心地よい音楽が流れるその空間は、
お花を待つ間に心も癒される場所となっています。
もし
フランクフルトでお花が必要でしたら
ぜひおすすめしたいお花屋さんはこちらです
↓
Blütesiegel Frankfurt