根セロリは一年を通してスーパーにあるお野菜ですが、
収穫は6月から10月の末くらいまでとなります。
冬の間、スープに欠かせない根野菜のこの根セロリは
ドイツ語で
Knollensellerie クノレンゼレリー
これがないとスープ料理ができない
ドイツ家庭料理の定番のお野菜がこれ。
小さめにカットしてラップに包んで売られているので、
多分お使いになっていらっしゃらなくてもご覧になった方は多い筈。
いわくところの『スープセット』に入っているのもこれです。
ゴツゴツしたボウルみたいな外見でも、
中身は色白で香りが高いお野菜は
新鮮な今の時期、
根セロリのサラダにすると、
カラダにとっても良いことをしているような気になります♪
基本のレシピは簡単で、
細切りにした根セロリを塩揉みし、
それをサワークリームかマヨネーズで和えるだけ。
今回はスライサーができるブレンダーを使いましたが
なければ包丁で切っても。
今回は緑色のりんごがひとつ残っていたので、それもスライスしました。
これをボウルに入れて塩もみをし
サワークリームかマヨネーズで和えれば出来上がりですが、
ここに缶詰のみかんを入れるのが我が家風です。
これは昔々、ドイツの大学のメンザで出ていたサラダでした。
彩もきれいになりますし。
ここに前日のローストチキンの残りが飛び込めば、
ドイツのお肉屋さんのデリ類に並んでいる『チキンサラダ』となります。
パンの上にオープンサンドのようにのせれば
これだけでもとってもステキなベジタリアンの一食となりますが、
ロースト類に合わせても、
またソーセージに合わせてもとっても美味しく、
我が家ではこの時期よく食卓に登場致します。
なんと言ってもお手軽ですし。
今日はこのソーセージと合わせました。
Debrecziner デブレチナー
ソフトサラミ系のソーセージです。
このソーセージはスープの具にもなりますが、
焼きソーセージにすると中の脂肪分がかなり残るので
串でポツポツ所々に穴を開け、
それを3分ほどゆっくりお湯で温めてからいただくのが
一番このソーセージにあったいただき方だと思います。
テラスでお食事をいただくのが楽しいこの季節
自宅の庭の大きな木に住んでいるリスが
最近はとても懐いてきて、
じっとしていると足元までくるようになりました。
そのうちリスとインスタができるかも(笑)