ふ〜ん・・・・(涙)
写真の品はまだ良い方で。
なんだか元がわからないお魚を買うより、
ある程度臭うことは覚悟の上の、冷凍ものの方がマシだったり・・・
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これはメバルの一種
Rotbarschの切り身の冷凍ですが、
あくまでも『切り身』であって、骨もない代わりに皮もついてません。
なので、逆にいえば
調理はしやすいのよね♪
と、考えてしまう他はなく(涙)
このなんだかわからないお魚を生き返すためには
やり方が一つあります。
もともと臭っているような、
本当に死んでしまったお魚でしたらこの方法でも鮮度を戻すことはできませんが・・
でも、
冷凍の切り身の臭み取りならなんとかこれでいけますのでお試しになってください。
まず。
冷凍のものは冷蔵庫でゆっくりと、ドリップが当たらないように解凍します。
生のものでしたら流水で洗います。
そして、
生き返らすために、調理用の高度アルコールを霧吹きに入れます。
高度のアルコールは薬局でも買えますが、
手近にあるのはウォッカ。
日本酒ですと香りがありますし、そこまでアルコール度数が高くないので、
この場合は無臭のウォッカをお使いください。
切り身のお魚は流水で洗ってからどうぞ。
さっさと霧吹きでアルコールを吹きかけ、
キッチンペーパーで包んで、使うまで冷蔵庫に入れます。
ちょっと間が開くようならば、
乾燥しないようにラップで包んでおきましょう。
こちらの冷凍魚で和食の煮魚にするのはオススメしませんが、
お惣菜イタリアン?
トマトと一緒に
ハーブ入りパン粉を掛け布団にしてオーブン焼きにしたりすると、
とてもおいしい一品となります。
もし、アルコール消毒でもまだ生臭いようならば、
お風呂くらいのお湯に10数えた中につけるか、
ザルにのせて90度くらいの熱湯をかけて霜降り状にしてからお料理すれば、独特の臭いはなくなります。
トマトというのは臭み消しにも重宝で、
カレイの切り身もトマトとオーブンに入れて地中海風にすれば、
ホームシックになっちゃう悲しいお魚料理にはなりません。
この場合のカレイも、
アルコール消毒、
すなわちその高度アルコールを霧吹きでかけてから・・
それでも匂いがするようならば、90度くらいの熱湯でさっと霜降りにしてからどうぞ。
大正時代の東京下町では、
東京湾のお魚や千葉からの行商がお魚を売りにきていたそうで、
新鮮なお魚はまずお刺身、
次が焼き魚、
煮魚にするのや揚げて食べるものは、焼いても食べれないお魚だったのよ
と、
明治生まれの祖母が申しておりました。
でもこうやってイタリアンにすれば、
祖母も喜んで食べたと思います。
スーパーのお魚コーナーにある北海のカレイも、
まず高度アルコールでシュッシュしてから粉→卵→細かいパン粉をつけてフライパンで火を通せば
取り合いの一品となります♪
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数分後がこれ(笑)
美味しかったのがわかるお皿となりました♪