ドイツのきゅうりはなんだかお化けみたいに大きくて、
お漬物にするとまるでウリみたい・・・
日本風のサラダにしても水っぽく、三杯酢にするとコリコリ感もなくなって・・(涙)
なら、いっそのこと、
こちらのレシピでサラダにしてみませんか?
南ドイツやオーストリーでは
きゅうりのサラダは甘めのドレッシングで和えるものが多いです。
代表がこの、
ウィーンのシュニッツエルに定番のきゅうりのサラダ♪
↓
秋冬と
ずう〜っと食べ続けたココットの煮込みものや、
オーブンで火をゆっくり通したお肉はそろそろ見飽きたこの頃・・
ささっとソテーしたお肉とか、
レモンをぎゅっと絞っていただくお魚がおいしくなってきました。
ですので今日は、
それにあうきゅうりのサラダをフランススタイルで♪
きゅうりはピーラーで皮を剥きます。
こちらの方は、
きゅうりは皮を全部剥いてしまうケースが多いですが、
今日は無農薬のものですし、なんとなくちょっとだけ
こころもち皮を残して・・
真ん中を切ってから縦に切り、
中身をスプーンで取り除きます。
これを薄切りにしてボウルに入れて
きつめにお塩。
それをザルにあけ、20分ほど・・
ザルをボウルの上に置き、
そのボウルできゅうりから出る水分を受け取っておきます。
その間、
エシャロット1個をみじん切り。
ワインビネガー
もしあれば・・・
エストラゴンビネガーを大さじ1杯
アガベシロップかお砂糖を大さじ1杯
クレームフレッシュを125g
これをよく混ぜておきます。
そして決め手はディル
これを細かに刻みます。
ディルは、
私が料理を習った頃はまだ、
『葉のみ使って太い茎は破棄』
の時代でしたが、最近では
『茎も歯ざわりが良いので使う』
という風に変化しております。
でも、今日はクラシックなフレンチですので、葉っぱのみを使いましょう♪
20分経ったらきゅうりをクロスに包んで水分を優しくとってあげて、
ドレッシングとディルと和えるだけ♪
お塩は
きゅうりの塩加減で塩梅をしてくださいませ。
これがザルを受けていたボウルに残ったきゅうりのお汁
↓
きれいでしょう♪
これ、
ファインフードのお教室ではシンクに流しません。
で、
こういうことをいたします。
↓
白いおソースに浮いたグリーンは、
実はこのきゅうりの水分♪
きゅうりはジンとも相性が良いので、
シャーベットを作ったり・・・
と、
まあいろいろ遊べます♪
旅行に行くと外さないのが市場。
それもできるだけ観光ガイドに載っていないような市場に行き、
現地の方に混じってお買い物をいたします。
オマーンではお買い物は男性の役目だとか。
確かに女性一人の買い物姿はありませんでした。
この市場で不思議だったものがこれ
↓
なんと!
皮を剥いたダイコン!!
英語が全く通じなかったので、
どうしてダイコンの皮を剥いて売っているのか理由がわからず・・・
どなたかご存知の方はいらっしゃいます?