ドレスデンのクリスマス市
Striezelmarkt
シュトリーッエルマルクトは、ドイツで一番古いクリスマス市と言われております。
「クリスマス市は3箇所見たら、ほとんどどこもおんなじよ」
とか普段は申しておりますが、
クリスマスの時期のドレスデンはやはり一度訪問する価値はあると思います。
暗い橋の横の
どっしりとしたオペラ劇場にも明かりが灯り
ピアニストがバッハのピアノ曲や
クリスマスのジャズを弾いていたり・・
ともかく寒いドレスデン。
一番底が厚いブーツを履いても寒く。
なので、
ホットワインで悴んだ手を温めながら歩きます。
ホットワインはやはり
寒くて暗い場所でいただくのが一番ココロに染み入るような気がいたします。
1945年に爆撃を受け、レリーフを除いたほとんどが瓦礫となりましたが
東西統一後、地べたに転がる石の一つ一つを拾い上げ、
番号をつけて積み重ねていくという、気の遠くなるような作業ののち再築された
聖母教会Frauenkirche
普段は夜はひっそりと佇む聖母教会ですが、
この時期はとてもロマンチックとなります。
先々週のお教室の時に
クリスマス市についてご質問があり、
「ドレスデンですか?
クリスマス市の準備はできていると聞きましたよ。
今年は大丈夫そうですね」
とか申しましたが、
コロナ情勢により、ドレスデンのクリスマス市は2021年も中止となりました。
残念です・・・(涙)
来年こそは『普通』の生活に戻れますように。