ドイツ デュッセルドルフのクッキングスクールから 

在独40年+α デュッセルドルフのクッキングスクールでドイツ人に調理の基礎を教えております

おうちでイタリアン♪ カラマリ・フリットのお話

前回ご紹介したビール衣ではなく、

粉をはたいて揚げたものが南欧各地にあります。

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こういうの。

Fritto misto di mare

小魚やエビ、いか等を揚げたものは、

それだけでもうハッピーになれます♪

 

こういう時、

ああ、お醤油があったらとか思うのですが、

そういう時に限ってマイ醤油の持ち合わせが

なく・・・・・

(泣く)

 

日本でもビールのおつまみにあるこの一品。

実は冷凍のイカリングでもおいしくできます。

 

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これがその冷凍のイカリングです。

大型スーパーとか、トルコ系食品店とかにあります。

 

これに後、冷凍のエビがあれば、

おうちでもヤッホーの一皿ができます♪

 

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エビはアジア方面からも冷凍のものが入ってきていますが、

アルゼンチンのものが入手できれば、

そちらをオススメいたします。

なぜかというとアルゼンチンのものは養殖ではないので。

 

生ならばエビは殻ごと揚げてもおいしいのですが、

冷凍の場合とっても水分がハネるので、

解凍してから殻はむいた方がよろしいかと思います。

 

冷凍のものは大抵もうお掃除してあるので、

背中の割れ目のところの確認だけで大丈夫。

あとは、よーく水分をとっておきましょう。

 

すりおろしニンニクとかワインやレモンにマリネする・・・

なんてことは一切しないで、

ここはカンツォーネでも大きくかけながら雄大に。

 

トルコやギリシャなどの地中海沿岸の国でも同じようなお料理があります。

イタリアとの違いは『粉』

トルコでは、Maismehl トウモロコシ粉を使うことが多いみたいです。

Maismehlはモロッコでも使われておりました。

ギリシャでもトウモロコシ粉や強力粉、もしくは全粒粉だそうで。

 

イタリアではね、ピッツアやパスタに使うこの粉なのよ、

他の国は、イタリアを真似てるだけ、

イタリアのこの粉がないからね、

他のを使うの、

イタリアではね・・・

と、

一言聞くと永遠にいかにイタリア料理が素晴らしいかを説く同僚。。。

 

の、

南伊アマルフィ出身がススメるのが

これ↓

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コツはこの二つだけです。

 

ドイツでは冷凍のものがほとんどですので、

キッチンペーパーに包んでよく水分を取ること。

 

そのあと粉をはたいて

余分な粉もしっかり取ること。

 

あとは、

フライパンでも小さなお鍋でもオイルを入れて、

高温で揚げるだけ。

 

 

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お塩をパラパラ、

そしてレモンを添えて・・・

 

オイルはザルを通して漉しておけば、

炒め物に使えます。

 

あ!

もう一つ大事なことがありました。

ビールとか白ワイン、

イタリアの泡 プロセッコを冷蔵庫で冷やしておきましょう♪

 

ドイツは今コロナウィルスの影響で、

レストランもクローズしております。

でもおうちなら、なんでも大丈夫。

レストランや旅行に行ったつもりで、

ご家族を幸せにできるのが主婦の醍醐味だと思います。

 

雰囲気だけですが、

マルタ島の漁港Marsaxlokkの写真を添付しますね。

 

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ここの漁船にはみんな目がついています。

魔除けなんですって。

 

どうぞ良い週末を。