ドイツ デュッセルドルフのクッキングスクールから 

在独40年+α デュッセルドルフのクッキングスクールでドイツ人に調理の基礎を教えております

ワンスプーンのお話

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ドイツでは、

明日11月1日より、拡大した新型ウィルスにより再び制限が加わります。

 

私どものクッキングスクールもそれにより11月は完全クローズ。

かなり痛いのですが、仕方がありません・・・

 

もう一つ痛いのが次女の結婚式。

ウェデイングドレスは昨年購入し、教会もオルガニストも、

もちろんお式の後の披露宴先も昨年中に全て予約をしておりました。

 

教会の方は50人まで、ソーシャルディタンスを守れば可能ということなのですが、

問題は・・・

 

その後どうやってお祝いしましょう・・

 

ひと泣きした娘と相談の挙句、

人数制限がかかっても大丈夫な自宅でお祝いをすることとなりました。

 

幸い、

私ども以外の周りはほぼ医者という環境で、50人分の簡易コロナテストは入手できており、

当日、教会および自宅の入り口で全員の検査をして、陰性の場合のみという条件付きで、予定どうりの日にお式を挙げることとなりました。

 

で。

 

この後。

 

まだ何人になるかわからないし、教会のお式は14時半ですので、

さてそこからどうしましょう・・・・

 

というわけで、

入ってもらうケータリング会社が来る前に

とりあえず乾杯のシャンパンにあうものをアミューズスプーンで

お出しすることになりそうです。

 

で、

色々お勉強してみると、これがとても面白いことを発見いたしました♪

 

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例えばこれは、チキンにキノコでペストを作ったものをロールして、

パン粉をつけて揚げて、

キノコと仔牛から作ったフォンの上にのせました。

赤いのは、オーブンで作ったミニドライトマト、

緑はパセリの葉っぱ、そして茶色いのはアンズ茸です。

 

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これはホームメイド の日本的な白いパンに牛のタタール。

上にパルメザンでチュイールを。

 

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このチュイール、

色々とやり方はありますが、覚えておくとお客様の時にとっても便利。

これがあるだけで、あっという間に華やかなパーティー料理となります。

 

パルメザンならば、

テフロンのフライパンにパラパラと、

1ミリくらいの厚さで円を作ります。

そして中火にかけて様子を見ます。

 

袋入りや乾いているタイプの古いものですとなかなか水分が出てこないので、

その場合は霧吹きで水分を加えてあげましょう。

 

しばらくすると乾いてフライパンから剥がれるようになりますので、

そこでそっと剥がします。

 

コリコリにしたい場合にはひっくり返して反対側も焼きます。

形つくりたい場合にはコップの底の部分にかぶせて冷ませば、チーズカップができます。

 

大量の場合には、オーブンシートを敷いた上に形つくりオーブンへ。

180度〜190度くらいで焼き上げます。

 

もう一つ、

簡単なのが粉とお水で作る方法。

ここにドライのパルメザンを入れたり、ゴマをふったり・・

お水は人参ジュースとかを使えば、オレンジ色のチュイールとなります。

 

分量は

粉: 水分: オイル

1:   6:  5

 

これを空き瓶に入れてシャカシャカ振って、

この場合は熱したテフロンのフライパンにさっと流して焼き上げます。

 

おうちにいる時間がまた長くなりました・・

レストランも1ヶ月はクローズ・・

 

なので、

いつものお料理をちょっと気取って見ませんか?

 

いやんなっちゃって『なんとなく餌作り・・・』にならないために、

キッチンで遊んでみるのも、楽しいかも。