ドイツ生活 デュッセルドルフのお料理教室から

在独40年+α デュッセルドルフの大手料理教室で講師をしております

トマトの大量消費

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コピーペーパーを大型卸Metroに買いに行くと主人が言ったので、

じゃあ、

トマトを買ってきて、いいのがあったら・・・

 

と言った私。

 

1時間半後、

 

 

意気揚々と帰ってきた主人の腕には、

トマト5キロ1箱がありました。

 

 

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これが上段。

そして下の段

 

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全部トマト!

上から見ても下から見ても全部

 

ト・マ・ト

 

 

メトロはドイツの会員制、卸専門大型スーパーですが、

小さな500gのパックも売っています。

 

私はそちらの方を頼んだのですが、、、

 

さあて、これ、どうしましょう・・

 

主人は意気揚々と申します。

 

「モロッコのアガディアに飛んだ時、着陸直前覚えているかい?

延々とトマト畑があっただろう?

あそこのトマトだ」

 

・・・・

 

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確かに。

 

近所にお裾避けしてもまだまだ余るこの量。

 

で、

日本の友人とのおしゃべりライングループ内で相談、

色々とアイデアのヘルプをいただきました。

 

『オットに投げつける♪』

 

とか、

 

『スペインやイタリアのトマト祭りを隣人とする』

 

とか、

 

『庭で防護服を着てお互いに投げ合ってストレス解消をする』

 

 

とかetc..

 

色々アイデアが出ましたが、ここのところは穏やかに(笑)

 

というわけで、

とりあえずはまず2キロほど煮込んで一回分づつ真空にして

冷凍をすることにいたしました。

 

 

いくらモロッコ産とはいえ、

冬のトマトですので皮も厚く、ともかく湯むきを。

 

湯むきはイタリアンのケッカソースの下準備と共通です。

 

 

 

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十字に切れ目を入れて

 

沸かしたお湯の中にぽちゃん。

 

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ケッカソースでしたらフレッシュさを残したいので10数えたら冷水に取り出しますが、

煮込みのためのトマトソースですので、今回は適時に引き上げ。

 

次々皮をむきます。

 

修行させていただいていたベルギッシュグラードバッハにあった三ツ星のレストランでは、

この皮は捨てずに乾燥させ、保存しておりました。

 

 

 

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中身のトマトはお鍋に入れて

 

 

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くつくつと蓋をせずに煮込んでいきます。

 

ここに主人が登場。

「あれ、案外少ないんだね。もう一箱買ってこようか?」

 

地下にまだ残りが山ほどあるんですけれど・・・(怒)

 

そりゃ少なく見えるでしょうよ、大きいお鍋に入れたんですもの。

 

とかなんとか言いつつ、トマトを煮込んでいる間、

メトロでついでに主人が買って来たフランスの牡蠣を開けて・・・・

 

 

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我が家は家族揃って牡蠣は大好きなので、

こういう小道具も自宅にあります♪

 

 

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この手袋があれば危なくないので、

牡蠣が好きな方には購入をオススメいたします♪

 

 

だって日本と違って、ナマ食できる牡蠣は殻付きですもの。

でもこの小道具さえあれば、お家で牡蠣とワインをいつでも楽しめます。

 

 

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今日のワインはこれ

 

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「日本語の教室でこういうパンを焼くのも、いいんじゃない?

ドイツ料理ではないけれど、みんな興味持つと思うよ」

と主人・・

 

いかがでしょう?

 

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というこの手焼きのパンと、牡蠣を食べ進んでいるうちに

トマトの煮込みも完成♪

 

 

これを濾します。

 

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これが本格的な濾し器ムーラン

 

moulin à légumeがフランス語での正式名です。

 

ドイツ語の普通口語ではなーんと

Flotte lotte

 

最初の言葉のFlotteは、

『さっさと』とか『急いで』『早く』とかいう意味のflottから来ていて、

二つ目の言葉のLotteは、

この器具を最初に使ったCharlotte Giebelさんのお名前からだそうです。

 

要するに直訳すれば、『早いねロッテちゃん』

 

この器具のドイツ語での正式名称もあり、それは

Passiergerät

Gemüsemühle

Passiermühle

等となります。

 

ドイツのキッチン小道具メーカーGEFUの正式登録商標にもなっているFlotte lotteですが、

 

フロッテロッテ♪

の方が

パシアミューレより多く使われていると思います。

 

皮を取ってからよく煮たトマトの、

果肉の部分とタネはこんな感じ

 

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トマトの種って案外ゴゾゴゾなのね、

と、

改めて思う一瞬です。

 

濾した方がこちら

 

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トマトの本当の味がするピュレとなりました。

 

これを1回分づつ真空パックにして冷凍庫へ。

 

この真空パックで冷凍庫というのは手作りのジャムにも使えます♪

 

トマトのピュレは完全に凍りますが、

ジャムの場合にはお砂糖が入るので、カチカチに固くは凍りません。

 

ですので、

手作りのジャムは瓶行きの代わりに冷凍袋でも大丈夫。

むしろそのほうが使い勝手が良いと思います♪

 

 

ジャムは専用の袋に入れてきちんと真空にするか縛り冷凍します。

 

使うとき、

下の一ヶ所をハサミで切ってそこから一食分小さな器に絞り出し、

またそこをパッチン?で止めておけば、いつでも新鮮なジャムをいただくことができます。

 

保存瓶の準備もありませんし、

冷凍するので、お砂糖も少なくてすみます♪

 

そうそう・・

METROメトロ

 

この大型卸は、

通常はドイツの商工会議所とか企業の証明とかがないと会員になれないのですが、

コロナ禍でレストランがクローズしていてメトロも食材の売上が落ちたため、

現在、一般の方も食材に限り、お買い物ができるようになっています。

 

場所は

 

Schlüterstraße 3

40235 Düsseldorf

 

で、

入られたら、横にインフォメーションがありますので、

そこに身分証明書を持って行かれれば、1回の買い物許可証をいただくことができ、

それでお買い物ができます♪

 

https://www.metro.de/?gclid=EAIaIQobChMI9OPr8buv7wIVBUiRBR0FQwb5EAAYASAAEgLN-vD_BwE

 

一般の方は食品購入しかできませんが、

食いしん坊にはお散歩するのも楽しい場所だと思います。

 

牡蠣はもとより新鮮なお魚も、良いお肉も、

そして和食材もありますし、ワインも良いものが揃っています。

 

駐車場も大きいので、

ご主人のお時間あるときにご一緒されてはいかがでしょう?

 

メトロの一般の方の入場解放は、

コロナが収束して、レストランが再開するまでの『期間限定』ですので、

お早めにどうぞ♪