ドイツで生まれたバウムクーヘン。
ドイツのお菓子として、シュトーレンより早くに日本に伝えられました。
しっとりとしていて柔らかく、口溶けが良いバウムクーヘンは
日本人の嗜好にあったものだったのでしょう。
おそらく日本では
スーパーでも買えるお菓子の一つだと思います。
日本人にはそれほどメジャーなバウムクーヘンですが、
ドイツでは
クリスマスの時期以外、あまりバウムクーヘンを見かけることがありません。
なぜかというとドイツ人にとってバウムクーヘンは
とっても特別なお菓子だからなんです。
バウムクーヘンには国立ドイツ製菓協会が定めた
『定義』
というのがあって、
バターのみの使用すること
(マーガリンはNG)
添加物は使用しない
(ベーキングパウダーはNG)
そして
バターと粉と砂糖が1:1:1 であること
等が確実に定められております。
ケーキに対して国立の協会が『定義』を定めるなんて、結構ドイツ的ですよね。
バウムクーヘンは本来ならばクルクル回しながら専用の機械で焼いていきますが、
ドイツ人の家庭ではケーキ型で焼きます。
8月なのにとても肌寒い雨の日曜日
久しぶりに焼きましたバウムクーヘン。
次回9月のお教室のお菓子としても
バウムクーヘンを焼くことにいたしました。
ドイツ国立製菓協会の基本のレシピでご案内いたします。
それプラス
・秋のヨーロッパのビストロ風サラダ
・お鍋にまかせるムール貝
を予定しております。
日程は
9月13日(水曜日)
9月14日(木曜日)
の二日で、両日とも内容は同じです。
朝9時半にカールスプラッツ市場で待ち合わせ、当日の食材を購入してから
徒歩1分のキッチンスタジオで一緒にお料理いたしましょう。
ご質問 お申し込みは日本語専用メール
frankpetzchen@gmail.com
アウミュラーまでどうぞ。