最近は、ディスカウントのスーパーでも入手できるサーモンの皮付き切り身。
一昔前のドイツでは、
全く考えられないことでした。。。
日本の家庭ではお魚は一般的にロースターで焼きますが、
切り身でしたら、
フライパンでも同じように焼けます。
専用のホイルもオーブンシートも要りません。
テフロン加工のフライパンがあれば、
とってもカンタンにできちゃいます。
先日の日本語でのお教室では西洋へ鯛・黒鯛のDoradeを一匹扱いましたが、
その際にもよくあったご質問が、
「ウロコはきれいに取らなくても大丈夫ですか?」
はい。
大丈夫です。
ウロコがついているので、もっとパリパリになり、
とってもとってもおいしくなります♪
でも、
ちょっとだけコツがあります。
それは。
皮にもしっかりお塩をし、
粉をはたいて、
少しだけオイルをしいたフライパンに皮から入れ、
絶対にひっくり返さないで、
フタをして焼くこと。
中火くらいで焼きだして、
良い香りがたったらちょっとだけ下を覗いて見て。
焦げ目がついてきたくらいで、
もしあれば日本酒を身の方にほんのちょっとだけふりかけると。
ふわっと焼けます。
和食ではなく、
今日はワインでおうちレストランね♪
という時には、
日本酒ではなく
フランスのドライベルモット
ノリープラをふりかければ、
あっという間にフレンチに早変わり。
皮がコリコリに焼けたなら、
ひっくり返して
フタなしでごく弱火で身に火を通します。
サーモンは中心温度が52度で食べごろですので、
これ以上火を通すと固く
そしてパサパサになってしまいます。
茹でたジャガイモにほうれん草のソテー
そして、
ハーブとレモンの香りをまとったおソースで....
フレンチシックな音楽でもかけて、
キャンドルを灯せば、
『外食しに行かなくてもよかった』
と、
心底思うお夕食となります♪