ドイツ デュッセルドルフのクッキングスクールから 

在独40年+α デュッセルドルフのクッキングスクールでドイツ人に調理の基礎を教えております

ドイツ式・トマトとジャガイモの手抜きグラタン



今日は手抜きでの

トマトとジャガイモのグラタンをご紹介します。

 

グラタンというと・・・・

 

え?

ベシャメルソースですか?

それとも生クリームで?

 

とかなりそうなのですが、

 

実は

簡単にできちゃう方法が一つありまして。

 

それはフレッシュチーズを使うこと。

 

 

 

 

 

一番適しているのはハーブ入りのですが、

 

なければチーズケーキを焼くときにお使いになる

プレーンなものでもどうぞ。

 

 

フレッシュチーズをグラタン皿に入れたら

お水を50mlほど入れてかき混ぜます。

 

 

 

 

 

今日はこちらを使いました。

 

 

 

 

ハーブ入りでない

プレーンなフレッシュチーズをお使いになる時は

 

ドライのオレガノやタイム、

ローズマリー

 

そしてニンニクパウダーを混ぜられるととっても美味しくなります。

 

 

 

 

 

そしてここに何度もご紹介する

 

『粗塩ジャガイモ』

 

を薄く切ってクリームの中に沈ませます。

 

 

 

 

何度も何度もしつこくご紹介している粗塩ジャガイモは

こちらからどうぞ

 

https://dusseldorf.hatenablog.com/entry/2019/03/05/053850

 

 

 

 

 

粗塩ジャガイモがない場合には

生のジャガイモを薄く切って同じようにできますが、

 

この場合は

フレッシュチーズと混ぜるお水の量を

カップ半分くらいに増やしてくださいね。

 

そしてクリームまみれになったジャガイモの上に

トマトを切ってのせます。

 

 

 

 

トマトの上にグラタン用のチーズか

手持ちのチーズをのせて

180度のオーブンで焼くだけ♪

 

 

粗塩ジャガイモならば

20分も焼けばできますが、

 

生のジャガイモの場合は

45分くらいかかるかもしれません・・・・

 

 

 

 

今日は

色とりどりのトマトでしたので

 

ジャガイモの上がお花畑のようになりました。

 

 

 

 

この緑の小さなトマトたちは

赤くなる前に収穫されたものではなく、

 

緑のままでの食用に開発されたものなので、

この種類のはこのままでもいただくことができます。

 

が・・

 

実際的には

やはりトマトは真っ赤の方が太陽のお味がしますよね。

 

庭のトマトで緑のまま赤くならないものは

私はチャツネにしたりしています。

 

 

 

ドイツの夏はベリーの季節。

 

夏の真っ盛り ドイツでは、

森や川辺、野原にお散歩に行くと、

ブラックベリーがたくさんなっています。

 

ドイツ語では

ブラックベリーはBrombeerenといいます。

 

なんだか寒くて雨ばっかりの5月〜6月ですが、

自然は季節の暦を忘れることがありません。

 

今年も野生のブラックベリーが

お花をたくさんつけました。

 

 

 

 

トゲトゲのある茎の先に

薄いピンクの可愛い小さなお花を見つけたら

それが野生のブラックベリー。

 

場所を忘れずに覚えておきましょう♪

 

8月になったら

真っ黒に熟した甘い実を食べることができます。

 

枝の下の方は

ワンちゃんや野狐がおしっこをかけている可能性もありますので、

上の方からどうぞ。

 

実を手で持って

それがすぅ〜っと枝から離れたら熟している証拠です♪

 

早く夏になりますように。