市場でとっても良いヒラメがあったので
週末の自宅用に買ってきました。
ドイツ語ではSteinbutt
日本語ではイシビラメ
地中海や大西洋の浅瀬に棲んでいます。
煮付けても、焼いても、
生でお刺身でも美味しいし、
骨は唐揚げにしてパリパリと食べれます。
週末、
包丁を振るって和食職人の真似事をするもの一興ですが、
今日は簡単に♪
市場のお魚屋さんに小さなものを選んでもらいましたが、
それでも1250gありました。
週末ともなると
結構お野菜の残りが冷蔵庫にありますよね。
セロリ
フェンヒェル
トマト
そして粗塩ジャガイモ・・・
今日はそれも使いきってしまいましょう。
まずオーブンを180℃に設定したら、
お魚が入る耐熱皿にオリーブオイルとお塩をします。
この場合、
もしあれば海のお塩で粒が大きいものをお使いください。
お野菜を適当にきってオーブン皿に並べ、
上からもオリーブオイルをしてタイムの茎とか、
プロバンスのドライハーブを振りかけます。
なければなくてもOK
白ワインをコップに1/3ほど注いだら
オーブンに入れて、
野菜が柔らかくなるまで20分程度火を通します。
その間、
ヒラメに切れ込みを入れましょう。
イシビラメという名前の通り、
このお魚は
表面に石のような硬いぶつぶつがあるので、
切れ目を入れる時には
包丁の先を立てるようにして
差し込んでからのほうがやりやすいです。
切れ目にはお塩をしておきましょう。
このお料理に欠かせないのが瓶詰めのケッパー。
西洋料理では主にお魚には『レモン』ですが、
ケッパーにその酸味の役を持ってもらうと、
いつものお料理があっという間に『地中海風』になります。
おまけに冷蔵庫にケッパーがひと瓶あると
パスタのソースに、
ピザに、
そしてマルタ風のサンドイッチ用のツナにと、
お料理の幅がぐ〜んと広がります♪
今日はオリーブの残りがあったので、
それも細かく刻んでしまいました。
お野菜が柔らかくなったら一旦オーブンから出し、
準備しておいたケッパーとオリーブを混ぜて
ヒラメをその上にのせます。
そしてこのままオーブンへ。
お魚をしっとり仕上げたいので
オーブンの温度は170℃に下げましょう。
そして待つこと25分・・・
大きかったら30分くらいかもしれません。
切れ込みが開いてきて
エラの部分がさっと持ち上がるようになったら出来上がり。
家族みんなの見ている前で
まず上面の皮を外し、
まずお魚を、そしてお野菜をお皿に盛り付けて・・
おうちレストランのオープンです。
自宅では主人とケッパーの取り合いになるので、
小瓶なら一つ丸ごとを使用しています。
そうそう・・・
このやり方でドイツの切り身の白身魚も
美味しくいただくことができます。
何度もしつこいのですが、
粗塩ジャガイモはこちらからどうぞ
↓
https://dusseldorf.hatenablog.com/entry/2022/08/01/053125
このジャガイモの火入れ方は本当に便利ですので、
おすすめいたします。
冬。
草や木も眠るそうです。
ですので大きな木を切るのは
水分が幹に少ない冬場が良いとのこと。
週末
自宅の沈丁花を庭師に『散髪』してもらいました。
ドイツではよく公園でも見かける沈丁花。
大きいものが多いですよね。
我が家のキッチンの窓の前にある沈丁花も2階に届くくらい大きく育ってしまい
キッチンに光が入らなくなったので今回思い切ってきってもらいました。
15年ほど前にも切ってもらったのですが、
あっといい間に成長してした沈丁花です。
庭師や、
大きな修繕等で職人さんが入る時には
必ずコーヒーの準備をしております。
時間がない時には市販のものですが、
リンゴが大量に余っていたのでリンゴのケーキを焼きました。
ドイツのケーキの基本は
1:1:1
バター:お砂糖:粉
ですが、
軽く焼き上げたい時にはバターの代わりにサラダオイルを使っております。
今回はギリシャヨーグルトが残っていたので、
それにオイルを合わせてバターの代わりとし焼き上げました。
庭師の親方が
「このケーキはとってもとっても美味しい」
と何回もおっしゃったので、
親方にもゲゼレ(見習い)にもお帰りになる時にケーキを包んで差し上げました。