朝食にシリアルのミューズリーがこんなにも美味しいものと知ったのは
このフライトから。
スイス航空のビジネスクラスで成田までのフライトでした。
ミューズリーは、
オートミールに使うHaferflockenカラス麦を脱穀して平く押しつぶしたものに、
ナッツやドライフルーツなどを加えたもの。
標準ドイツ語では・・・・
なんて書くと、スイスの方に怒られますね。
ドイツのドイツ語ですと、『Müsli』ですが、
スイスドイツ語ですとeが一個途中に入る『Müesli』となります。
そして二つの言葉をつけて綴ります。
Birchermüesli
発音はたぶん一緒だと思うのですが・・違っていたらごめんなさい。
こんなに遠回しの表現になるのは理由がありまして。
ハンブルグに住む孫はパパもハンブルグの生まれ育ち。
いつも面倒を見てくれているあちらのオジイちゃまは、ドイツ公共放送で使う標準ドイツ語の地域とされているハノーヴァー出身。
日本で言えば、NHKのアナウンサーが話す日本語みたいなものです。
その孫が毎年春スイスにスキーに行き、ジュネーブ出身のあちらのオバアちゃまの希望で
いつもフランス語のスキー教師のクラスへ。
でもその年はドイツ語のクラスとなりました。
もちろんそこにいた子供達はみんなスイス人。
そこではドイツの標準ドイツ語は全く通じなく、スイスの子供達に
「なんか変なドイツ語だね。ドイツ語話せるの? 普段は英語なの?」
とか言われて
「あたしはハンブルグ。あたしが話してるのがドイツ語よ」
と、怒っていた次第で・・
大人にとっては笑い話です。
が、子供にとってはかなりのカルチャーショックのようでした。
話を戻せばこのフライト以降、
ミューズリーは自宅でも度々朝食に登場しております。
主人はこちらの方が好きなのですが・・・(笑)
↓
朝ミューズリーにしようと思いたったら、
前の晩に仕込みます。
Haferflockenと牛乳をほぼ同量。
ジュネーブ出身のあちらのお母様は生クリームでしていますが、
私は普通の牛乳で。
蓋のできる容器に入れて・・
そこにドライフルーツも入れます。
ドライフルーツはレーズンが代表的ですが、
さくらんぼやベリー類など、
BIOのお店にはたくさん売っているのでお好きなものでどうぞ♪
今日はこれ
↓
蓋をして冷蔵庫へ。
そしておやすみなさい・・zzzzzz
翌朝
↓
かき混ぜるとこんな感じ
↓
この分量でしたらリンゴ小さいのを1個すりおろし
今日はローストしておいたかぼちゃの種・・
そしてバナナを。
ドライフルーツをたくさん入れるので甘みは充分にありますが、
もう少し甘い方がしっくりくる場合には
アガベシロップとかハチミツを混ぜたり、
手作りジャムとかもでもいいかもしれません。
この分量で、
パンでしたらあの状況(上記添付の写真をご参照あれ)となる主人と、
二人でもお腹いっぱいとなります。
ダイエットにも効果的かも。
ホスピタリティが素晴らしいスイス航空のビジネスクラス。
日本の航空会社のようなフラットシートにはなりませんが、
お食事は素晴らしいです。
また気軽に帰国できる日がきますように・・・