ドイツのソウルフード
Currywurst クリーヴルスト
以前同じテーマで、
その由来とミシュラン2つ星シェフ Rosin氏のレシピを中心に書きました♪
こちらがそれ。
↓
https://dusseldorf.hatenablog.com/entry/2020/05/04/183712
今回は、
自称Currywurst研究家の主人がいろいろとうるさいので、
彼の視点からのうんちくシリーズです(笑)
なぜうるさいかというと理由がありまして・・
日本でも最近は
『カレーソーセージ』とか
『カリーブルスト』等、
メジャーになってきたらしいこのドイツのソウルフード。
その写真をネットで眺めているときに
たまたま主人が覗き込み、
夫「何これ?」
私「Currywurstだって。日本のサイトよ」
夫「え? こんなのないよ・・これは違うよ」
私「日本はいろいろアリなんだってば。いつも言ってるじゃん」
夫「ダメ。失格! ブログに書いてよ、違うって」
私「いやよ、Currywurstはもう書いたもん」
夫「ドイツの大事な食文化だぞ」
私「・・・そんな言うなら自分で書けば・・・・?」
夫「日本には800万の神様がいるんだろ?
絶対Currywurstの神様だっているぜ。怒られるぞ」
ふう
・・・・
と言う訳でCurrywurstその2です(失礼)
主人が言いたいことは、
その1:
Currywurstはナイフとフォークで切って食べないものなのだ。
あくまでもこれはフィンガーフード。
左手に容器を持ち、右手に持った一本のフォークで突き刺して食べるものであり、
そのため、焼いた後のソーセージは必ず一口大に切ってあるものなのだ。
お腹が空いて立ったまま、パクつくものが本来のCurrywurst!
おにぎりを箸では食べないだろう?
それとおんなじなんだ。
だから1本まるごとお皿に乗っているソーセージに
ケチャップかかってるのはCurrywurstじゃあないよ。
チーズかけて焼いてあるなんて、、、もう、、オレは涙がでるぞ・・・
なんでそうなっちゃうのかなあ・・・(涙)
私「はい。書きました」(心中は・・・笑)
その2:
ドイツでもCurrywurst新興地域があり、最近の流行でドイツ全国区に広がったけれど、
ヘッセンの田舎町とか南ドイツとかは、一昔前までなかったんだぜ。
だから、茹でるソーセージでCurrywurst作るなんて邪道ね。
CurrywurstはBratwurst、あくまでも焼いたソーセージだよ。
私「はい。書きました」(ひそかに・・・笑笑)
その3:
昔はパンが一枚ついてきて、それで残りのソースをつけて食べたけど、
今じゃフライドポテトが主流ね。
小さなボックスに入れる場合、気が利いているところは、
フライドポテトがソースでぐちゃぐちゃにならないように、
ソーセージの上に乗せるんだよ。
ほら、これが写真。
これも載せといてね。
私「はい・・・載せときます」
(そろそろ面倒・・
と私、心中では思っていますが、口には出さないところがエライと自分で褒める))
よく見れば分かるだろ、フライドポテトの下に赤いのがあるのが。
そこにソースに絡んだソーセージが出番を待っているんだ。
フライドポテト愛が感じられるだろ?
すごいサービスだろ?
私「・・・・・」
(じゃ、マヨネーズがドバッとかかってるのはなんなのよ?
と言いたいところだけれど、その辺はじっとガマン・・)
その4:
ケチャップじゃないよ、Curry Sauceね。
あ〜・・
かわいそうに、この日本での写真、
甘ったるいケチャップに絡まれちゃってるじゃん・・
レシピも書いたら、みんな喜ぶぞ!
私「それはもうFrank Rosinのを書いといたわよ、前に」
・・・・・・
ま、
BIOの甘くないケチャップにカレー粉混ぜて、タバスコかけてもおんなじようにできるし、
前に時間がなくてそれやったけど・・・・
あなた、その手抜き見抜けなかったじゃん?
なんてことは主人には言いませんでした(爆笑)