ドイツ デュッセルドルフのクッキングスクールから 

在独40年+α デュッセルドルフの大手料理教室で講師をしております

ロメインレタスのグリル

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ドイツ語でRömer Salat

日本語ではロメインレタスです。

 

Römerはローマ人のこと。

塩野七生さんの『ローマ人の物語』を読んだ際、一時的にすっかり『気分はローマ人』にってしまった私ですので、とても嬉しいお野菜の名前です。

でもオットはガリヤ系ゲルマン人という。。。(笑)

 

このロメインレタスはエジプトでは、4000年前から食用として栽培されていたそうです。

そして今が旬。

一年中スーパーには並びますが、やはり旬のお野菜にはみなぎっている力があります。

スーパーで買うと大抵2つ袋に入っていますので、一つはサラダで、もう一つは焼いてでいかがでしょう?

 

『焼く』といっても、ここでご紹介するのは一面のみのグリルです。

切り口に手でもハケでもサラダオイルをまぶして、テフロン加工のフライパンでひっくり返さず、中火で切った面のみ焼きおしまい。

 

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半分に切ると、外側の葉っぱが取れてしまうので、これは捨てずに細かく切ってドレッシングで和えておきましょう。

芯はつけたまま。

焼くときにお塩をすると水分が出てしまうので、何もしません。

焼いた後にお皿の上で、とっておきのオリーブオイルと上質のお塩、そしてお好みで黒胡椒をミルでカリカリと、レモン汁があれば少々垂らすだけで出来上がり。

 

今回は大きかったので1/4にしました。

この上に冷蔵庫に残っていた生ハムを...

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パルメザンチーズが残っていればイタリアン。

シーザーサラダのドレッシングでアメリカン。

 

ナイフとフォークで切りながらいただくと、『お肉は別に必要ないわね』のおいしさです。

おまけにこれだけでお腹いっぱい。

よく冷やしたスパークリングワインと一緒に、テラスで女友達とおしゃべりしながらのランチに。

またお腹をすかせたご主人がお帰りになってメインを作る間の一瞬にでもどうぞ。

 

サラダ、大好きです。

自宅では真冬を除き、お昼は毎日サラダをいただいています。

 

今年は自宅のガレージの後ろで、種まきからサラダ菜つくりを始めました。

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ご覧のとうり、ガレージの後ろの壁には、この家の前のオーナーの方が設置していたピザ焼きの窯がありました。

家を購入した時にその窯は、古くて壊れかかっていたので『とりあえず』撤去。

それから毎年毎年夏になると『窯問題』を提議してきましたが、いつも却下され続けてまいりました。

なのですっかり諦め、ここにサラダ菜用の場所を確保。

高さもあるためナメクジ被害もなく、順調に育ってくれています。

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自分で種まきしたサラダ菜たち。

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今とっても自慢です♪