ここが私どもの小さな方のスタジオ。
カールスプラッツ市場から徒歩1分の場所にあり、日本語でのお教室もここで行っております。
夕方からのお教室は19時から始まります。
ということは、そこから説明、お料理ですので、20時前にはお腹に何も入らないということもしばしばです。
ですので、いつも最初につまめるものを用意してあります。
たまに時間的な調整ができず、前日のお教室の残り物を焦ってリメイクすることもありますが、
それが生徒さんにとても好評だったりします。
その一つが昨日のこれ。
実は、これはなんと塩昆布のリゾットにバジルのペストという、和イタリアン。
その前日はアマルフィー出身の同僚がアテンドする、イタリアの家庭料理のお教室でした。
その時に生徒さんと作ったポルチーニ茸のリゾットが冷蔵庫に残っていました。
でも1日経って固くなってしまったのか、もしくはうまくいかなかったのか。。
白ワインでのばしてみましたが、味は薄いし。。
とてもこれでは提供できない。。。
と、ふと思いついて棚の中に塩昆布があるのを思い出し投入。
お味は良くなりましたが、アミューズ用のスプーンに取り分けたらまっ茶色。
ただ単に茶色。
日本の方なら、『釜飯』風でなんとかいけますが、こちらの、特に『料理教室』へいらっしゃる生徒さんにお出しできる状態ではありません。。。(涙)
まさに『残り物』の一声で片付けられそうなアブナイ雰囲気になってしまいました。
で、ともかく冷蔵庫内を手と目で探し、ともかく『緑色』の、常備してある自家製のバジルのペーストを上にのせたら。。
なんと!
このためにレシピを新しく作ったのかしらと思えるほど、美味しい一口となりました♪
という汗だくの作業が終えたのが開始の3分前。
ギリギリセーフ、泥縄作業でございました。