ドイツで生姜を買うと
表面が硬くて悲しくなる時があります。
日本の生姜は皮ごと使えるくらいピチピチなのに。
その生姜が100gとか300g入りのパックだったりすると、
その始末に困ることも多々あったり。
そこで自宅で作り置きしているのが生姜シロップ。
このシロップを炭酸水で薄めたものは販売されていますが、
まさにその『ジンジャーエール』となります。
自宅では
夏の暑い時はこれを炭酸水で割ったり、
冬の寒い時にはお湯わりにしたりしております。
作り方はとってもカンタン♪
私の基本のレシピは
まず生姜が 100g
生姜を後から捨てずに細かく刻んで佃煮にする場合には
皮を取り除いておきましょう。
ピチピチの皮の生姜が入手できたり、もしくは日本での場合は
この作業はしなくても大丈夫。
生姜は薄く切り
小鍋に入れます。
そこにカップ1杯のお水とザラメ糖大さじ8〜10杯
お塩をほんの、ほんのちょっぴり・・・
シナモンスティック1本
そして黒胡椒を8粒入れて沸かします。
蓋をしないで20分ほど煮詰め、このまま一晩置いておきます。
それを翌日濾し、保存瓶に入れたら出来上がり♪
シナモンスティックを胡椒を除いた生姜はそのままいただいても美味しいのですが、
日本酒とお醤油、お出汁をとった後の昆布や鰹と一緒に佃煮を作っておくと便利です。
このシロップは半量でもできますし、
お子様のいらっしゃる方ならば胡椒は外しても大丈夫。
冷蔵庫で1週間は保存可能ですが、自宅では1週間保ちません(笑)
なぜかというとこの季節は
ホワイトラム酒と炭酸水でこのシロップを割り、
レモンと氷を浮かべたアペロにも重宝しますので。
お酒が入らなくても
オレンジジュースやグレープフルーツジュースで割ってもとっても美味しいので、
自宅ではお酒を召し上がらないお客様にも喜ばれるアペロとなっております。
ノンアルコールでもやはりワイングラスを使いましょう。
だってその方がキレイですもの♪
以前シナモンについて書かせていただきました。
シナモンと言っても色々あるので、もしご興味がありましたら下記をご参照ください
↓
今日の添付写真のシロップの後ろのオーブンに
何が入っているかお分かりになりますか?
実はこれ、ギリシャ料理のGyrosなんです。
日本ではケバブとも言われている
薄切りお肉を串に積み上げるように刺して、
それをぐるぐるまわる回しながら専用の調理器で焼く、あれ。
私はコールラビを台にして串を刺し、
そこにマリネしたお肉を刺していって
この上に焼いている間の乾燥を防ぐためのトマトのせ
オーブンに入れています。
柔らかくなった皮ごと丸焼きのコールラビは、
このままスライスしてお塩をパラパラと振っても美味しいですし、
我が家では翌日のお昼にコールラビのスープとしても登場します。
スープにする時には皮を外して
スタンドミキサーでピュレ状にしてからにしてすると、
これが滋味というものなのね
というスープになります。
次回の日本語でのお教室は9月13日(水曜日)と14日(木曜日)となりました。
内容は二日間とも同じで、朝9時半にカールスプラッツ市場で食材のお買い物をしてからご一緒にお料理いたしましょう。
本年の9月は
・秋のヨーロッパのビストロ風サラダ
・お鍋にまかせるムール貝
・ドイツのお菓子 バウムクーヘンを手作りしませんか?
を予定しております。
もし何かご希望がありましたらどうぞお知らせくださいませ。
お申し込み、ご質問は
日本語専用メールの
↓
frenkpetzchen@gmail.com
までどうぞ。
うちの孫も早いものでもう1歳。
娘宅は家中おもちゃ箱となりつつあります(笑)