お魚の塩釜焼き
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ドイツ語では
Fisch in der Salzkruste
といいます。
お塩で周りを囲むため、じっくりと火入れができるこの調理法。
実は案外カンタンなんです。
日本の料亭で出てくるみたいな塩釜焼きは
塩釜がお魚の形になっていたりという技術的にも難しいものですが、
おうちレストランでは、形は気にしない気にしない♪
今日は
ドイツでよく手に入るWolfsbarschでいかがでしょう?
スズキの仲間のこのお魚は、
比較的新鮮な状態で一年中入手することが可能ですが、
この調理法は他のお魚でもお頭付きならなんでもOK.
お魚はお掃除してお腹の中にニンニクとハーブ類を詰めておき、
オーブンシートの上に寝かせます。
その後
卵白1個を泡立てて、そこに普通のお塩をガバッと入れて、
お好きなハーブも刻んで入れて・・・
お魚がかぶさるくらいに手でなすりつけた後、
粗塩で穴をうめていきます。
お魚の下にお塩を敷く必要はありません。
それで支度は終わり♪
あとは170度くらいに温めたオーブンで火を通すだけ。
焼けたあと、
ポンポンとスプーンで叩けば、
お塩が落ちていきます。
レストランのサービスになった気分で
スプーンとフォークで皮を落とし・・・
うやうやしくお皿に分けてお好きなソースでどうぞ♪
自宅では
トマトを湯煎して皮剥きし、タネをとってから刻んだトマトにお塩。
それをオリーブオイルとミックスしたものと合わせております。
お天気が悪い毎日ですが、
これを食卓に出すと、あっという間に気分は地中海となります♪