マルタ島 好きです。
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こういうユーモア溢れるカフェとかもあったり。
マルタ島でしかいただくことができないランプーキ
↓
このお魚、多分鯖系だと思うのですが、
とても脂がのっていて、サンマと鯖の間のお味がいたします。
以前、
タコブツ のワイン煮とマルタ島のお話
↓
https://blog.hatena.ne.jp/ducky26/dusseldorf.hatenablog.com/edit?entry=26006613550376969
でも書かせていただきましたが、この島は
その地理上、シチリアと北アフリカと、
そして統治されていた英国の影響を受けています。
お肉料理として代表的なものが
ブラジオリ。
Bragoliと書き、
マルタの古い言葉で『肉オリーブ』という意味だそうですが、
でも・・
オリーブはこのお料理に入らないのが特徴だと教わりました。
お教室でも話題となる薄べったいお肉、
Rinderrouladen用のお肉を見つけたら、お試しになってみませんか?
いるものは:
牛のお肉 (日本でしたら大きめに薄く切ってもらえば良いと思います)
牛のひき肉 (ドイツのお肉1枚に100gくらい)
玉ねぎのみじん切り
ニンニクの細かぎり
人参のみじん切り
ベイリーフ
タイム Tymian
イタリアンパセリ
茹で卵の薄切りか細かく刻んだもの
ペコリーノかパルミジャーノのチーズ
ワイン
トマトピュレ
生ハム
生ハムは、
こんなような切れ端がもしあれば
↓
それを細かく切って。
なければ生ハムを、お肉1枚につき1枚か2枚用意します。
ひき肉に
ペコリーノかパルミジャーノを混ぜて
イタリアンパセリを混ぜて
もしあれば生ハムの残りの細か切りを混ぜてお塩して・・・
よく手で混ぜます。
粘りが出るまでじっくりと。
そこに茹で卵のみじん切りを入れます。
それを
お肉の上に平たくのせて、
両側から畳んでくるくると丸めます。
薄く切った生ハムでしたら、
この時にまずお肉の上に生ハムをのせて、その上にひき肉を。
場所によっては
茹で卵を細かく切らず、薄切りにカットしてその生ハムの上にのせ、
その上にひき肉を重ねます。
くるくると丸めて紐で縛って・・・
ほーら、
お肉の形のオリーブ?みたいになりました♪
この先はいつもと一緒。
煮込み用のお鍋でニンニク・玉ねぎ・人参の順に炒め、
お肉を入れてちょっと焦げ目をつけます。
トマトピュレを大さじ2杯くらい入れて、
ワインをコップ1杯くらい入れて、
お肉がひたひたになるくらいお水を入れて・・
タイムとベイリーフを入れ、
一度煮たたせてお塩で調味。
その後蓋をしてゆっくり中弱火でコトコト煮るか、
オーブンで。
このおソースはとてもとても美味しく、
取り合いとなります♪
ナイフがいらないくらいのお肉の煮込み。
手打ちのパスタとともに、スプーンでおソースを絡めて召し上がれ♪
自家製パスタまでする気力がない時には、
フェトチーネがぴったり合います。
残ったら・・・
お肉を小さく刻んで残りのおソースと合わせてしまいましょう。
翌日、ラグーとしてどうぞ。
このために作ったとしか思えない、ラグーになります。
ここで使うワインは
『白』か『赤』・・・・(笑)
マルタ島の横に小さくくっついているマルタ領のゴゾ島では白ワインで作るとかで、
マルタでも赤で作るところと白で作るところとあるらしく。
そういえば・・
マルタ島のお家の扉は色とりどり。
この新型ウィルスの騒ぎが収まったらまた行きたい場所がマルタ島。
日本からのバカンスでしたら他の場所の方が候補に上がりやすいとも思いますので、
こちらにいらっしゃる間にどうぞ。
直行便もありますし、気に入っていただけると思います。
次回の日本語でのお料理教室ですが、
6月5日に州政府より、新しい方針が発表になる予定です。
その方向次第で、夏から再開いたします。
夏のお野菜を使ってみなさまとご一緒できますように。。。