ドイツ デュッセルドルフのクッキングスクールから 

在独40年+α デュッセルドルフの大手料理教室で講師をしております

ドイツ人とカレーのお話

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ローカルの方をご自宅にお招きになった時、何をお出ししましょう。

 

お寿司

鳥の竜田揚げ

 

で、案外和食はストップ。

 

そこでご提案したいのが、カレー味。

 

ドイツでは、Curry Wurstという、焼いたソーセージに、カレー粉を混ぜたトマトケチャップ系のソースをかけたものがとても流行しています。

 

でも、ニッポンの国民食、カレーライスをお出しするのもなんですし。

 

なので、この手でいかがでしょう。

 

今回は皮付きのタラを焼きましたが、お肉でもいいと思います。

 

カレーソースのレシピ:

玉ねぎのみじん切りを飴色になるまで炒めて、小麦粉を大さじ1杯〜2杯、そしてカレー粉をお好きな量入れて香りが立つまで火を通します。

そこにひたひたのお水を注ぎ、煮ます。

この時に鰹節や昆布などの和のうまみの力を借りても。

ザルを通して小鍋に移し、お醤油と生姜汁、お塩、お砂糖で調味します。

その小鍋を火にかけ、とろみが少ないようならば水溶き片栗粉でまとめ、ちょっとだけバターを落として乳化させます。

 

カレーうどんのイメージで味見をなさってください。

 

もし面倒ならば、日本のカレールーを使っても。

 

ほんのひとかけらで、ニッポンの味となります♪

 

またカレーか.....となる前に、このトリックをご家庭でもいかがでしょう?

 

このおソース、お野菜にも合いますし、白いご飯にも勿論合います。