ドイツ デュッセルドルフのクッキングスクールから 

在独40年+α デュッセルドルフの大手料理教室で講師をしております

卵を使わないケーキ Streuselkuchen

 

ケーキといえば

卵にお砂糖

そして粉。

ベーキングパウダーにバターも入れて・・・

 

 

 

まず思い浮かぶ材料の定番だと思いますが、

粉とバターだけでも焼けます。

 

もし乳製品のアレルギーがあれば

バターではなくオイルでどうぞ♪

 

このやり方ならば

必ずしも小麦粉である必要はありません。

 

 

この卵を使わないケーキの基本は

 

バターと粉の割合は1:2

オイルの場合はバターより20%ほど少なくします。

 

 

 

 

使用分のバターもしくはオイルをボウルに入れて

そこに用意した粉を少し入れます。

 

これを指で混ぜていき、

指にまとわりついたら残りの粉も入れます。

 

お好きな分量でお砂糖もどうぞ。

 

私はなるべくお砂糖は控えたいので、

この分量の場合

大さじ2杯程度しか入れておりません。

 

 

 

 

 

ここではこねないように

 

あくまでも混ぜる程度にしておいてくださいね。

 

あんまりこねるとぐちゃぐちゃになってしますので。

 

焼きたい型に生地の2/3ほどを敷き込み

 

 

 

 

焼き込みたいフルーツをその上にのせます。

 

今日はさくらんぼの瓶詰めで。

 

さくらんぼの瓶詰めはドイツのスーパーではどこにでも売っています。

そのままデザートにしても美味しいこの瓶詰め。

 

東京のスーパーでも売っていました。

 

さくらんぼは瓶から出してザルに受け

 

 

 

 

液体は瓶に戻して取っておきましょう。

色々と便利です♪

 

 

生地の上にさくらんぼをのせて

 

 

 

 

間に

あればさくらんぼのジャムをぽんぽんとのせます。

 

この上から残しておいた1/3の生地を指でパラパラとのせて

170°に温めておいたオーブンで30分ほど焼きましょう。

 

 

 

 

 

今回は仕上がりの写真がないところがミソでして・・・

 

理由は

 

焼いている時に帰って来た娘が

 

焼き上がりを

そのまま丸ごと持って帰ってしまったというハプニングがあり。

 

なんでも

翌日ケーキを持っていくと約束した集まりがあるそうで

 

「ママ〜。 ありがとう。 ラッキー♪」

 

だそうです・・・

 

はい。

 

一度母親になると一生『母親』ですね。

 

娘は一生『娘』のままです。

 

実の娘たちの他に

うちにはラクダの養子もいます。

理由はこちらからどうぞ(笑)

 

https://dusseldorf.hatenablog.com/entry/2021/03/23/180058

 

 

ラクダは『お母さん』とは言ってくれませんが、

 

スイスのフローリストの資格を持つ女の子からは

『お母さん』

と呼ばれています。

 

その子からは

切り花を熱湯で蒸すとか

切り方のコツとか・・・

いつもとても教えてもらっております。

 

百合の花弁は切り離すということは知ってはおりましたが、

花瓶の高さや処理の仕方で

こんなにも蕾が全て開いてくれるとは。

 

 

 

 

やはりプロは違いますね。