
ドイツでは最も身近な果物
りんご。

ドイツ人はりんごが大好き。
ビジネススーツのポケットから小さいりんごを取り出して
ズボンで一拭き・・・
そして
それを齧りながら仕事をするという光景は
ドイツではよく見かけます。
ドイツのお料理にもよくりんごが入るので
自宅のキッチンにはいつもいくつか転がっているのですが、
たまに使わずに
そのまま忘れかけているという時、
タルト・タタンを作ります。

タルト・タタンは専門の型は使わず、
取手のないフライパンで焼いております。
専用の型には
とてもとても憧れておりましたが、
自宅のキッチンを改装してIHにしてから
フライパンで焼くのも悪くないというふうに
考えが変わりました。
フライパンの取手が耐熱でしたら、
そして
ドイツの大型オーブンにフライパンごと入るなら、
取手付きのフライパンでも同じようにやけます♪
18センチの場合・・・・
まず
ドイツのりんご 6個を4等分して
皮を剥き芯をとって
ボウルにはった水の中に入れておきましょう。
こうすることによって
変色が防げます。
フライパンに
お砂糖80gを入れて溶かして焦がしていきます。
ある程度焦げたら
バター50gをいれます。

ここまできたらヘラ等でいじらない・・
フライパンを乾いた布で両端で持って
ゆるすだけにしてくださいね。
そうでないとヘラに全部くっついて
大変なことになってしまいます。

バターが溶けてお砂糖と混じったら、
準備しておいたりんごを縦に並べます。

実はこれが工程で一番難しいところ。
並べたりんごを片手で抑え、
もう一つの手で新しいりんごをフライパンの中に素早く立てていってください。

そしてこれを180℃に設定したオーブンで
45分ほど焼きます。

ドイツのオーブンは大きいので、
他のお料理をする時に
一緒に入れてしまっても大丈夫。
今回はチキンを一緒に焼いてしまいました。
この間にタルト生地を作ります。
18センチの場合は
粉100g
バター50g
塩 少々
お砂糖 少々

バターと粉類を切るようによく混ぜてから
お水を様子を見ながら大さじ2杯・・ほど入れて
まとめます。
このタルト生地には卵が入りませんので、
扱いやすい生地となります。
まとまったら
ちょっと冷蔵庫で休ませてあげましょう。

水加減ですが、
私は大さじ3杯分くらいのお水を小さな入れ物に入れておいて、
そこからおっかなびっくり
少しづつ混ぜていっております。
そうすると失敗がありません。
お教室でもいつも皆様に申し上げますが、
その時の気温によっても
そして粉の質によっても
水分の吸収度は変わりますから
塩梅をみるということが必要です。
これはお野菜をお料理するときでもおんなじです。
『塩梅』
梅を漬ける時の塩加減と一緒ですね。
そうこうしているうちに
りんごの上部にうっすらと焦げ目ができてきました。

そうしたら
オーブンから出しましょう。

粗熱が取れたらりんごを
スプーンの背で少し沈めてあげます。

しばらくするとりんごが自ら沈んで
こんな感じになります。

自ら沈まない場合は、
スプーンの背で沈むのを手伝ってあげても良いかもしれません。
りんごがあっちっちですとここからの作業が難しいので、
前日にりんごを仕上げておいて、
翌日タルトを焼くという
2日間工程の時もあります。
休ませておいたタルト生地を伸ばして

りんごの上にのせ

フライパンの側面に指で押し込んでいきます。

これを200℃のオーブンで
20分〜30分ほど焼けば出来上がり。

このまま室温で冷まし、
お皿の上でひっくり返せば・・・・

ホームメイドの
タルト・タタンとなります。
フランス語では
TARUTO
と発音せずに
最後のOがほぼきえるので
タル(ト) タターン
と聞こえます。
フランス語バイリンガルの主人は
ドイツ語をフランス人のアクセントでわざと話すのが好き。
フランス語をもじるのも大好きで、
タルト・タタンは
タンタタターン
とかいって言葉遊びをし、
一人で面白がっております。
今日のお茶は
タルト・タタンにバニラアイスを添えて♪
なんて思っていたら
娘から孫シッターのヘルプSOS・・・
「あ、ママ、
タルト・タタン焼くって言ってたよね。
焼けた?
持ってきてくれる?」
「あ、はい・・・・」
というわけで一度取り出したタルト・タタンをもう一度フライパンに戻し、
そのまま
娘宅に持って行くというハメになりました(涙)
先日のオーロラはみなさまご覧になれました?

スマートフォンからこれだけの写真が撮れるようになったのも
時代の進歩ですね。