ドイツ デュッセルドルフのクッキングスクールから 

在独40年+α デュッセルドルフのクッキングスクールでドイツ人に調理の基礎を教えております

ドイツのポテトサラダ

 

    ドイツといえども大きくて、

東西南北でずいぶん食文化が変わるのはもうご存知のことと思います。

 

  この地域性が高い食文化の違いを表すのに

楽しい言葉がドイツ語にはあるのをご存知ですか?

        

        それは

 

Weisswurstäquator   白ソーセージの赤道

       

       というのですが、

  これはドイツ北部と南部との境界を

 

      『赤道』

 

という言葉で南北の違いを表しているんです。

 

   この『ソーセージの赤道』は

大体フランクフルトのマイン川のあたりを通っていて、

 

     ここを境に南北で、

食べ物のみではなく、文化も気質も変わってきます。

 

   例えば皆様お馴染みポテトサラダ。

 

 『白ソーセージの赤道』から南下すると

  ポテトサラダはビネガーオイルに、

 

 北上するとマヨネーズ仕立てとなります。

 

白いソーセージの赤道の『地図』はこちらをご参照ください。

https://de.wikipedia.org/wiki/Wei%C3%9Fwurst%C3%A4quator

 

私たちの住むデュッセルドルフは『白ソーセージの赤道』の北部ですので、

   ポテトサラダはマヨネーズ仕立て。

 

  日本のポテトサラダは同じようにマヨネーズ仕立てですが、

ドイツのマヨネーズ仕立てのポテトサラダは違うタイプで、

      茹でた後のじゃがいもはつぶしません。

 

 

ドイツのポテトサラダは四角に小さくコロコロに切るか、

    薄切りのままでマヨネーズと和えます。

 

 

     後もう一つ。

日本のポテトサラダとの違いは、ピクルスと玉ねぎが入ること。

 

 

 

入れるピクルスの種類は地域や家庭によって変わりますが、

 

 我が家ではこの皮なしのピクルスを愛用しています。

 

 

ちょっと甘めのこのピクルスは

カットしたきゅうりの中身まで味がしみていて

とってもジューシーなんです。

 

 

パリパリしてはいないので、

ビールのおつまみに・・・というピクルスではないのですが、

これを刻んでジャガイモと混ぜると

本格的なドイツのお味になります。

 

 

 

 

 

ピクルスのマリネ液もとっても良いお味なので、

  捨てずに混ぜるところもドイツ風。

 

 ポテトサラダは全て混ぜてから

mit der Sauce ziehen lassen

  という言葉のとうり、

 

馴染ませておきます。

 

 

そうすると味が馴染んでもっと美味しくなります。

 

 

     ソーセージを温めて

このポテトサラダと一緒にドイツの味をまし上がれ。

 

 

 

 

ソーセージは日本では『茹でる』と言いますが、

  ドイツでは茹でません。

   

  お湯の中で温めるだけ。

 

ドイツ人の主人が最初に日本で驚いたのは

 日本のソーセージなんです。

 

ドイツ人にしてみればフランクフルトソーセージもウィーンのソーセージも

   『温めて食べる』

  ソーセージなのですが、

 

 日本ではウィーンのソーセージ

ウィンナーをタコの形に切ったりして

 フライパンで炒めてしまうこと。

 

 食文化の違いは色々世界中にありますね。

 

    そういう話題になって

日本に違う方向で伝わったドイツの食文化の話を主人がドイツ人友人にするときに

  私は、必ず言う一言があります。

 

ふ〜ん。。。

日本ではお寿司にジャムや果物は入れないけど。

 

って。