ドイツ デュッセルドルフのクッキングスクールから 

在独40年+α デュッセルドルフの大手料理教室で講師をしております

セロリアック ドイツのお野菜 根セロリの使い方 

 

 

お野菜も果物も一年中

 

いろいろなものが手に入る時代となりましたが、

 

一昔前のドイツでは

 

真冬にイチゴやスイカがスーパーに並ぶなんて、

 

全然考えられないことでした。

 

 

 

今ではいろいろなものが一年を通してスーパーに並びますが、

 

やっぱり旬のお野菜や果物が一番おいしいと思います。

 

 

なんでも手に入る日本ですが、

 

セロリアック

根セロリ

 

はまだ故郷東京でも

一般のスーパーでは見たことがないような・・・

 

 

 

 

 

冬のヨーロッパのお野菜の代表ともいえるこの

セロリアック  根セロリ。

 

これまでも色々このお野菜についてはお伝えいたしましたので、

ご興味のある方はこちらからどうぞ

https://dusseldorf.hatenablog.com/entry/2023/07/04/160131

 

https://dusseldorf.hatenablog.com/entry/2022/01/27/200019

 

 

Suppengrün

 

ドイツ在住間の日本語で

通称『スープセット』といわれるこのセットの中に

入っているのもこの根セロリなんです。

 

 

 



ドイツのコンソメスープの独特な香りは

この根セロリからきています。

 

この根セロリは生食にも向いていますので、

 

これまでご紹介したものを含めサラダにもなりますし、

 

和食には

 

きんぴらやかき揚げにもなります。

 

洋風には

 

このまま横に切って『根セロリのステーキ』

 

にもなりますが、

 

味や香りや舌触りの面でも一番好きな調理法は

 

まず丸ごと焼いてしまうこと。

 

 

 

 

 

私は

大きなローストとか

食材を時間をかけてオーブンで火入れをする際、

このまま丸ごとオーブンに入れてしまっています。

 

 

 

 

 

 

 

 

火入れした根セロリを半分に切るとこんな感じ

 

 

 

 

この後

皮ごと使うシェフもいらっしゃいますが、

私は皮は使っておりません。

 

スライスして焦げ目をつけてソテーし、

オランデーズソースでおしゃれをすると、

 

見た目は地味なお野菜が

メインの華やかな主役のお料理となりました。

 

 

 

 

 

 

 

婿のお誕生日に

彼が所望した六人分 4キロのスペアリブを焼いた時も

 

 

 

 

 

手持ちの根セロリを一緒に火入れしました。

 

 

ちなみに。。。

 

 

 

婿の誕生日には

4キロのスペアリブのほか、

 

1.5 キロのジャガイモと大瓶のマヨネーズから作ったポテトサラダ

 

and

 

1キロの挽肉とキドニービーンズの大きな缶詰2つで作ったチリコンカーン

 

も作り、

娘夫婦の家までケータリングいたしました。

 

が、

 

一晩で完食でした(驚)

 

本当は『少し』多めに作って

娘が残りを冷凍できると思っていたのですが・・・

 

ハズレてました(笑)

 

 

六人とも

身長190cm以上で35歳前後のドイツ人青年たち。

 

この晩はウィスキーを飲みつつ

 

ず〜っと食べながらポーカーを明け方までしたそうです。

 

でもすごい食欲ですよね。

 

この日。

娘は孫を連れて、

我が家に『避難宿泊』いたしておりました(笑)