ドイツ デュッセルドルフのクッキングスクールから 

在独40年+α デュッセルドルフの大手料理教室で講師をしております

ちょっとおしゃれなザウアークラウト

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ドイツの発酵食品の代表格ザウアークラウト

 

生のキャベツの漬物ですが、

ドイツ人は生ではあまりいただきません。

 

よく煮てからいただく場合の方が多いと思います。

 

よくレストランで出てくるキャベツのサラダ

Kohlsalat コールザラート

 

はまた別物で、

 

キャベツを塩揉み、もしくはお塩をして重しをしておいた後、

オイルビネガーのドレッシングにちょっとだけマリネして作ります♪

 

 

秋から冬、そして春先まで

よく食卓に登場するザウアークラウトですが、

 

 

個人的に気に入っているちょっとおしゃれな煮込みがあります。

 

それがこれ

 

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これを最初にいただいたのがフランスのアルザスですので、

我が家ではアルザス風と呼んでおります。

 

 

今日はカッスラーという燻製肉の破片と一緒に煮込みましたが、

お肉類が入らなくても大丈夫。

 

ドイツのザウアークラウトの煮込みとの違いは、

 

煮込んだ後にクリーム類が飛び込む事。

 

クリームは、

ダブルクリームでもサワークリームでも

もしかして冷蔵庫に忘れられているクリームチーズの残りでもOK♪

 

クリームのおかげで、まろやかさが加わります。

 

今日はカワカマスHechtのソテーと合わせました。

 

フランスのアルザスは海から遠いため、

お魚料理としてはこのカワカマスがよく使われます。

 

 

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こういうお魚は、皮目からじっくり焼きましょう。

 

『海は身から川は皮から』

 

と昔から言い、

 

それは

海のお魚は身の方から焼き、川のお魚は皮の方から焼くという意味。

 

中弱火でゆっくりと、ゆっくりと・・・

 

皮がカリカリになったところでひっくり返し、

追加のバターをしたら、それを身側に含ませるようにさっと焼くのがコツ。

 

そうすると、

なんの変哲もない淡水魚が

しっとりとした、そして香りの高いお魚に焼き上がります。

 

 

日本からドイツへ戻る便は羽田からでした。

 

空港で出発便のボードを見てびっくり

 

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ほぼ欠航・・

 

土曜日の昼間の時間帯なのに、

空港ターミナルはまるで真夜中のような雰囲気でした。

 

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誰も歩いていません。

 

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出国手続きを終えて中に入ると・・・

 

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ブティックはクローズしていて

 

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照明も所々落とされ・・

 

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私の他に人が二人いると思ったら、

それは警備中の警察官の方々でした。

 

こんな昼間の羽田空港は初めてです。

 

なんの説明もなくこの写真を見たら、

真夜中か、クローズ後の清掃中の様子かと思われるかもしれません。

 

デュッセルドルフからの直行便は飛んでいないので、

今回はフランクフルト乗り換えでした。

 

 

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2週間の隔離中、誰ともお話ししなかったので、

自分の声まで忘れるほど(笑)

 

その後、

用足しで歩き回った東京は、

地下鉄の乗り換えや階段が延々とあり、

毎日12000歩前後は歩いておりましたのに、

 

 

体重は変わらず・・(涙)

 

 

11月に皆様とやっとご一緒できますのを楽しみにしております。

 

 

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どうぞ良い週末を。