ドイツの発酵食品の代表格ザウアークラウト
生のキャベツの漬物ですが、
ドイツ人は生ではあまりいただきません。
よく煮てからいただく場合の方が多いと思います。
よくレストランで出てくるキャベツのサラダ
Kohlsalat コールザラート
はまた別物で、
キャベツを塩揉み、もしくはお塩をして重しをしておいた後、
オイルビネガーのドレッシングにちょっとだけマリネして作ります♪
秋から冬、そして春先まで
よく食卓に登場するザウアークラウトですが、
個人的に気に入っているちょっとおしゃれな煮込みがあります。
それがこれ
↓
これを最初にいただいたのがフランスのアルザスですので、
我が家ではアルザス風と呼んでおります。
今日はカッスラーという燻製肉の破片と一緒に煮込みましたが、
お肉類が入らなくても大丈夫。
ドイツのザウアークラウトの煮込みとの違いは、
煮込んだ後にクリーム類が飛び込む事。
クリームは、
ダブルクリームでもサワークリームでも
もしかして冷蔵庫に忘れられているクリームチーズの残りでもOK♪
クリームのおかげで、まろやかさが加わります。
今日はカワカマスHechtのソテーと合わせました。
フランスのアルザスは海から遠いため、
お魚料理としてはこのカワカマスがよく使われます。
こういうお魚は、皮目からじっくり焼きましょう。
『海は身から川は皮から』
と昔から言い、
それは
海のお魚は身の方から焼き、川のお魚は皮の方から焼くという意味。
中弱火でゆっくりと、ゆっくりと・・・
皮がカリカリになったところでひっくり返し、
追加のバターをしたら、それを身側に含ませるようにさっと焼くのがコツ。
そうすると、
なんの変哲もない淡水魚が
しっとりとした、そして香りの高いお魚に焼き上がります。
日本からドイツへ戻る便は羽田からでした。
空港で出発便のボードを見てびっくり
↓
ほぼ欠航・・
土曜日の昼間の時間帯なのに、
空港ターミナルはまるで真夜中のような雰囲気でした。
誰も歩いていません。
出国手続きを終えて中に入ると・・・
ブティックはクローズしていて
照明も所々落とされ・・
私の他に人が二人いると思ったら、
それは警備中の警察官の方々でした。
こんな昼間の羽田空港は初めてです。
なんの説明もなくこの写真を見たら、
真夜中か、クローズ後の清掃中の様子かと思われるかもしれません。
デュッセルドルフからの直行便は飛んでいないので、
今回はフランクフルト乗り換えでした。
2週間の隔離中、誰ともお話ししなかったので、
自分の声まで忘れるほど(笑)
その後、
用足しで歩き回った東京は、
地下鉄の乗り換えや階段が延々とあり、
毎日12000歩前後は歩いておりましたのに、
体重は変わらず・・(涙)
11月に皆様とやっとご一緒できますのを楽しみにしております。
どうぞ良い週末を。