ドイツ デュッセルドルフのクッキングスクールから 

在独40年+α デュッセルドルフの大手料理教室で講師をしております

ヴィーガンだけれどとってもおいしいクリスマスのディナー

 

    10月11月と仕事場を駆け抜け、

  あっという間に今年ももうすぐ終わり・・・

 

特にクリスマスの時期は仕事もプライベートも忙しく、

  目の回るような日々が続いておりました。

 

  ドイツのクッキングスクールでドイツ人の生徒さんに

   基本のお料理をお教えするのが私の主な仕事ですが、

 

   内容を依頼されてのクッキングパーティもいたします。

 

       最近はグルテンや乳製品、

卵のアレルギーなどいろいろな制限がつくことが多いのですが、

      実は一番困るのはヴィーガンなんです。

 

          他の時期ならば

ヴィーガンとしてのメニューは和食系やアジアンで構成いたします。

 

           でも

   クリスマスのディナーとしてはそうもいかず。

 

   というわけで試行錯誤の挙句に作った

         お肉大好き派にも

        『これはおいしい』

 

            と

   喜んでいただけるディナーをご紹介しますね。

 

 

   フィリングはダール豆を柔らかく茹で、

オーツ麦と撹拌したものに、蕎麦の実とアーモンドを入れて

     パン粉でまとめたものです。

 

これをヴィーガンの方でも召し上がっていただける生地で包み、

 

 

 

 

      オーブンで焼きました。

 

 

日本語のお教室でも作った根野菜のオーブン焼きを添えて

 

 

別添えのマッシュルームのソースもとても相性がよく

   『これならお肉はいらないわね』

     の一品となりました。

 

 デザートはパンナコッタの杏仁豆腐風。

 

 

 

   アーモンドミルクを煮詰めて濃いめにし、

        寒天で固めました。

 

   マンゴーとパッションフルーツでソースを作り、

    エディフルフラワーでお飾りしたら、

   おどんぶりに入れて食べたいデザートになりました。

 

 

 

         12月は

ブログを更新する時間がないほど特に忙しかったのにも理由があり、

        実は月初めから半分ほど

孫のお守りで娘夫婦のヴァカンスにお付き合いしてました。

 

    「この時期にいなくなるの?

       ちょっと待った!!」

 

とクッキングスクールのボスにも言われたのですが、

やむを得ずの事情を理解してもらえての旅行だったのです。

 

       というのは。。。

 

     コロナの真っ只中で結婚し

        祝宴もなく、

ハネムーンもないという可哀想な状況だった娘たち夫婦なのですが、

 

      娘は1月からまた仕事に復帰。

婿は今年は仕事上休暇が取れず、やっと取れたのが12月という背景もあり、

   その間に生まれた1歳の孫を連れてのヴァカンスに

   私がベビーシッター役でついていくことになりました。

 

       滞在先はエジプトのSoma Bay

 

 

12月の初旬はまだ30℃というエジプトの紅海沿岸は

      波もなく穏やか。

 

滞在したホテルはプールの水温も調整してあり

 

 

 

 

    砂浜もとても綺麗です。

 

 

 

 

 

こちらのホテルでは子供用の遊戯場はインドアですので、

 日射病を心配することなく遊ぶことができました。

 

    子供用のプールは温水です。

 

飲料水もお野菜や果物を洗うお水も洗浄水を使っているとのことで、

  お腹を壊すこともありませんでした。

 

 

 

 

デュッセルドルフからの飛行時間も4時間半程度ですので、

  真冬の休暇先として悪くないと思います。

 

 

 

 

中東のゴタゴタがあるので一時期キャンセルも考えましたが、

 現地は何度も検査があり、とっても安全でした。

空港は手続きを終えて荷物を取って外に出る時に再度スキャンがありましたし、

    ホテルからお迎えのリムジンも、

  警察や陸軍の検問で何度もストップしました。

 

  キャンセルせずにここに来て良かったと

     何度思ったことでしょう。

 

 

 

 

ゆったりゆっくりと孫と存分に遊んだこの後、

 怒涛の日々となったわけですが・・・・

 

  今年2023年ももうすぐ終わります。

 

来年は落ち着いた世界となりますように。