庭のブドウの木の枝が伸びに伸びて・・・
選定の時期となりました。
我が家のブドウの木は、
お気に入りのワイナリーから分けていただいたもの。
http://www.weingut-scheidgen.de
Königswinterを通り越し、ライン川に沿ってしばらく走った場所
Hammersteinに、
そのお気に入りのワイナリーがあります。
このワイナリーのオススメはロゼの泡。
キンキンに冷やしてお召し上がれ♪
我が家の3本のブドウの木からはワインはできませんが、
毎年秋になるとトリさん用に残してあげるブドウ以外はまとめて収穫し、
ジュースにして、そこからジュレを作っています。
そのためにも選定は必要。
今年も、
ワイナリーのオーナー シェイトゲンさんに教えていただいた方法で選定致しました。
選定した枝の葉っぱで
ドルマダキアを作るのもこの時期、毎年慣例の行事。
ドルマダキアは、
ギリシャレストランの前菜によく出てくるブドウの葉の包みものです。
レストランでは大抵お米のみのフィリングですが、
我が家では
テサロキニ出身のギリシャ人の友人に教えていただいたやり方で毎年作っております。
葉っぱは
まずさっと茹でます。
最初はきれいな色の葉っぱが、
こんな風に変色したらお湯から引き上げて・・・
一枚づつ広げておきます。
その間、
牛挽肉に玉ねぎのみじん切り、
ニンニクのすりおろし、お米とパルメザンチーズ、
そしてお庭のミントの葉っぱを刻んでよく混ぜ中身を作り、
それを葉っぱで巻いていきます。
我が家では
10個づつまとめて冷凍しておくので、
今回もこんなにたくさん作りました♪
これをお鍋に縦にして詰め、
間が開かないように
玉ねぎを縦に6っつに切ったものをさしていきます。
そしてトマトピュレーをお水で溶いたもをひたひたにかけ
オリーブオイルをひと回し・・
その上に中蓋をして
煮立つまで強火。
煮立ったらごくごく弱火にして蓋をして1時間・・・
ギリシャ人友人のオリジナルレシピはこれ
↓
牛挽肉 250g
玉ねぎ みじん切り1個分
ニンニク おろし 1かけ分
お米をカップに1/3くらい、お水に浸しておいたもの
ミントの葉っぱをお好きな量、刻んだもの
パルメザンチーズ系のハードチーズ大さじ3杯くらい
塩コショウ
がフィリング♪
1時間後お鍋の蓋を取ると・・・
↓
出来上がっていました♪
もしかして、
お住いのお庭にブドウの木が植わっていたら、
お作りになってくださいませ。
トルコスーパーでも季節になると山積みになって
新鮮なブドウの葉っぱを打っている時があります♪
もしくは、
ギリシャスーパーNikolau
https://www.nikthegreek.de/de/zanae
で、
下ゆでしたブドウの葉っぱの瓶詰めを入手することができます。
ギリシャレストランの前菜で出てくるあれは個人的に好きではないのですが、
「ドルマダキア? 苦手です」
と言われる方に
「騙されたと思って食べてみて」
というと、
みなさん、最初の一口は恐る恐るですが、
「これは美味しい!!!」
となります♪
日本ではブドウの葉っぱの入手は難しいと思いますが、
サラダ菜とか小松菜の葉っぱでもできると思います。
騙された・・・
と、思ってお試しくださいませ。