ドイツ デュッセルドルフのクッキングスクールから 

在独40年+α デュッセルドルフの大手料理教室で講師をしております

バジルのソース・ヨーロッパのハーブの使い方のお話

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ドイツ人の家庭の庭には、大抵ハーブが植わっています。

これは北欧を除いて、欧州ではどこでもそうだと思います。

 

お庭がない場合にはベランダに植木鉢をおいて。

 

先日、日本より遊びに来た友人が、

『バジルを植えたのだけれど、ピザやカプレーゼ以外に結局使わず、秋が来て枯れちゃった』

というお話を聞いて、ちょっと悲しくなりました。

 

お料理はもちろんのこと、

ちょっとした間にバジルを手で揺すって

その香りで癒される。。。

 

以外に、もっと使ってみませんか?

 

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この緑色のソース、

 

実はバジルとミントなんです。

 

バジルとミントとほぼ同量が基本のレシピですが、

 

もしミントがなければバジルだけでも。

 

大さじ2杯の、風味が少ない上質のオイル、例えば日本の米油(TSUNO社製を愛用しております)か、良質のサラダオイルとハーブを一緒にミキサーへ。

 

そこに大さじ2杯の粉砂糖とレモン半分を絞ったものを入れ、もう一度ミキサーへ。

 

お好みでそのあと、粉砂糖を増やすかレモンを増やすか・・・

 

市販のバニラアイスが、あっという間におうちレストランとなります。

 

写真のものは、桃をオーブンでグリルしたものと添えました。

 

このおソース、密閉容器に保存もできますし、カクテルにも使えます。

 

ぺったんこにして冷凍すれば、必要量をポキポキ折って冬にも使えます。

 

何にもない時の急なお客様や、時間がなくなってしまった時のデザートにどうぞ。