ご帰国された方より、よくご質問にありますのが『ドイツパン』
日本では最近はなんでも入手できますが、近くにドイツベーカリーがなかったり、お高かったり。
また、他の国へご赴任となられた方からも、
「ドイツのパンが恋しいです」
とメールをいただきます。
ですので、今日はドイツパンのお話を。
本来なら、サワー種を使うドイツパン
ライ麦で作る黒パンは、発酵にも時間がかかります。
ライ麦やサワー種は、どこの国でも入手できるものではないですし、
お水の温度にもかなり気をつけなくてはならず。
でも、このレモン汁を使ったレシピなら、必ず上手に焼けると思います。
黒パンのライ麦粉からのパンではありませんが、
それなりの味にはなります♪
生ハムやサラミ、
スモークサーモンにも合いますし、パーティーの主役になれるかとも思います。
いるものは:
ドライイースト 7g
中挽きのスペルト小麦Dinkel粉かライ麦粉 500g
塩 小さじ1杯
冷水 350ml + レモン汁
お好きなら→アマの実Leinsamen、白ゴマやひまわりの種50gを最初に粉に混ぜておきます。
ホームベーカリーに入れる順番はドライイースト→粉→塩→水分となります。
このレシピはドイツ人家庭向けの量ですので、
日本のホームベーカリーの1斤分でしたら全ての材料を半分になさってくださいませ。
ちなみに自宅のホームベーカリーは↓
パナソニックの欧州向けの製品です。
このプログラム4で焼いております。
日本のホームベーカリーでしたら、『黒パン』『ハード』系のプログラムでトライされてみてください♪
主人:『今日のご飯はなあに?』
私: 『何食べたい?』
主人:『何、作るか予定してるの?』
私: 『う〜ん。。。今日はちょっと。。。時間もかなりタイトだし。。』
主人:『じゃあパンでいいよ』
私: 『でもパンは朝もお昼も食べたじゃない?』
主人 『でもいいよパンで』
というすごい会話がある自宅なのですが、ドイツ人にとって『パンでいいよ』は、日本人の『いいよ、白いご飯とお漬物があれば』くらいの感じなのかもしれません。
主人はこのパンの場合、「翌日からが美味しい」と申しており、次の日に薄めに切って、その上にバターをたっぷり塗り、パンの厚さと同じくらいのハム類、そしてマスタード、そしてピクルスをのせて、フォークとナイフで切って食べるのが好きです。
夜『パンでいいよ』の時は、チーズをのせ、そこに赤ワインのジャム(ジュレ)をつけて。
そこに1本赤ワインがテーブルにあれば、それで満足しております。
ここに書きましたものは基本のレシピで、これにその時の気分で、色々お粉の種類や配合を変えたり、中に入れるツブツブ類を変えたりしております。
トライされた方からのご報告を待っております。