ドイツ デュッセルドルフのクッキングスクールから 

在独40年+α デュッセルドルフの大手料理教室で講師をしております

トマトとバジルのスパゲティ 超手抜き料理のお話

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欧州に40年以上も住んでおりますと、いろいろな国の方とお友達になります。

大学時代の友人であったり、ママ友であったり、仕事仲間etc..

いろいろな方との出会いは、いろいろな食にもつながります。

 

わ〜、日本みたいに暑い。

何にもしたくないけれど、家族はお腹がすいている。

お料理するのも片付けるのもおっくう。。

オーブンで焼けばいいピザは冷凍庫に入っているけれど。。。

 

なんていうときの『真夏の食』の最高傑作はこれ。

パスタを茹でればいいだけの超簡単手抜きトマトとバジルのスパゲティ 通称カプレーゼのパスタです。

が、

他でトマトとバジルのスパゲティをいただいても、やはりこれに戻ってくるという原点のお味がします。

 

イタリアから戦後、ドイツに労働者としていらして、その後アイスクリーム屋さんを開業された方からずーっと前に教えていただきました。

これは本当に簡単にできるので、大学の近くに越した長女の、当時のほぼ毎日の食だったようです。

 

レシピ:

一人分で

トマト1個、バジルの葉お好みの量、モッツアレラチーズ半分、塩、オリーブオイル

 

まずスパゲティを茹でるお湯を沸かします。

お湯が沸いたらお塩を弱めの海水くらいに入れて、スパゲティを茹でます。

 

茹でている間に、トマトを切り

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ボウルに入れます。

モッツアレラチーズも切ってボウルへ。

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適当に塩とオリーブオイルを入れてバジルをちぎって入れます。

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パスタが湯だったら、このボウルに入れて

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 かき混ぜて...

出来上がり。

銘々のお皿に分けて、黒胡椒をカリカリと....

 

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ボウル一つでできますし、一人なら、お皿もいりません。

この写真の量では二人分です。

一人分の場合、モッツアレラチーズの残り半分はお水を入れた保存容器に入れて、冷蔵庫へ。

モッツアレラチーズはお豆腐と同じで、毎日お水を変えれば数日もちます。

ここのところ暑い日が続いて、もういやんなっちゃうときにどうぞお試しください。

 

このお料理はとってもシンプルですので、良いトマトと新鮮なバジル、そしてオリーブオイルがかなりの決め手になります。

特にオリーブオイルは良いものをお使いください。

またお塩が少ないと味がぼやけます。

熱中症予防にも、お塩でしっかり味をつけましょう♪

 

また、モッツアレラチーズは必ず必要な食材でもありません。

お手元になければ、なくて大丈夫です。

トマトとバジルとオリーブオイル。

その『三種の神器』のパスタは最高の組み合わせ!

 

夕方、テラスで召し上がるときには、冷えた白ワインを、スパークリングウォーターで割ったものがとてもよく合います♪